ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」と落合宏理が手掛ける「ファセッタズム(FACETASM)」は、コラボレーションした“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を11月に発売する。価格は1万3000円で、21日に「ファセッタズム」表参道店で先行発売したのち、22日から公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)などの一部取り扱い店舗で販売する。
“エア ジョーダン 1 ミッド SE フィアレス ファセッタズム”と名付けられた今回のモデルは、今季のホリデーシーズンに発売される“エア ジョーダン 1”をベースモデルとした“フィアレス ワンズ コレクション(FEARLESS ONES COLLECTION)”の一部にあたるもの。同コレクションでは世界各地のカルチャーをリードするブランドなどをパートナーに迎えており、ナイキが日本を代表するブランドとして「ファセッタズム」に声をかけたことで実現した。
落合デザイナーが「“エア ジョーダン 1”は、今後も残っていく完成されたデザインと語り継がれる歴史を持った最強のスニーカーなので、デザインを大きく変更することは考えなかった」と語る通り、ヒールタブを新たにあしらった以外はほぼオリジナルのシルエットで、アッパーのレザーにシワ加工を施し見る角度によって表情が変わる一足に仕上げた。カラーリングでも「ファセッタズム」らしさを感じさせるため、スモークブルーをメインカラーにディテールにはオレンジを用い、右足のヒールタブにはコラボを象徴する“facetasm”の文字をプリントしている。
キービジュアルには「周りの仲間で作り上げることに意味があると思った」と、ブランドのランウエイを歩いたこともあるラッパーのKOHHとモデルの太田莉菜、そしてUTAという普段から落合デザイナーと親交のある3人を起用した。
今回が初コラボとなった両者だが、落合デザイナーに今後ベースにしたいモデルを聞くと、“エア ジョーダン 2”から“エア ジョーダン 8”の7モデルを挙げた。