アシックスジャパンは11月3日、ラグビー南アフリカ共和国代表の「ラグビーワールドカップ2019(以下、RWC2019)」優勝を記念したTシャツをアシックス原宿フラッグシップで発売した。200枚の限定発売で、価格は3500円(サイズはS〜3XL)。6日には、「アシックス(ASICS)」公式オンラインストアで発売する。
記念Tシャツは、同代表の公式試合用ジャージー(ユニホーム)カラーのオリーブグリーンとゴールド(オレンジに近い)を用い、“スプリングボクス”の愛称の由来になっているスプリングボック(アフリカ南部に生息するウシ科の動物)のロゴや“WORLD CHAMPIONS”などの文字を施した。さらに、優勝した年の1995、2007、2019の数字に星印を重ね、3度の世界一を表現した。
尾山基アシックス代表取締役会長兼CEOは「南アフリカ共和国代表の3大会ぶり3度目の優勝を心からお祝い申し上げます。圧倒的なパワーと気迫あふれる“スプリングボクス”のプレーは、世界中のラグビーファンに興奮をもたらし、大きな感動を与えてくれた。オフィシャルサプライヤーとして、“スプリングボクス”のサポートができたことを誇りに思う。今後も、アシックスの知見と技術を掛け合わせた製品開発にチャレンジし続け、サポートしていく」と語る。
同代表の一員でフォワード(FW)のテンダイ・ムタワリラ(Tendai Mtawarira)選手は「『RWC2019』で優勝するという目標は、チームにとって大きな意味がある。サポートしてくれた方たちと母国のために目指してきた。これらを日本で達成できてうれしく思う」とコメントしている。
同じくフォワードのエベン・エツベス(Eben Etzebeth)選手は「『RWC2019』優勝は、応援してくれた方たちのおかげで達成することができた。トロフィーを母国に持ち帰ることができてとても幸せだ」とコメントしている。
アシックスは、14年から南アフリカ共和国ラグビー協会とオフィシャルサプライヤー契約を結んでおり、現時点では24年まで同代表チームのジャージーなどを製作、提供することが決まっている。これまで、選手本人による着用テストを実施した新ジャージーの開発のほか、同代表チームと同じデザインや仕様の全22型のレプリカジャージーの販売を手掛け、今年の9月20日にはアシックス原宿フラッグシップで同代表選手4名を招待したファンミーティングを開催するなどしてきた。