高島屋は、セーレンとの合弁会社Dear Mayukoを解散し清算する。現在、高島屋で展開中の8店舗は2020年2月中旬をめどに順次閉店する。
Dear Mayukoは15年5月に、ライフスタイル提案型ビューティブランドの開発・拡販を目的に設立。セーレンが繭から抽出した天然たんぱく質「セシリン」を使用したオリジナルブランド「ディアマユコ(DEAR MAYUKO)」を、高島屋の横浜店を皮切りに8店舗を展開していた。認知向上を図ってさまざまな施策を講じてきたが黒字化に至らず、さらに事業改善には時間を要するとして今回の決断となった。直近の19年2月期の売上高にあたる営業収益は前期比84%増の9800万円、純損失は4億円(前期は約3億円の純損失)だった。