「ディオール(DIOR)」は11月6日、東京・銀座のギンザ シックス(GINZA SIX)内ハウス オブ ディオール4階「カフェ ディオール バイ ピエール・エルメ(CAFE DIOR BY PIERRE HERME以下、カフェ ディオール)」で人気メニューのテイスティングイベントを開催した。
4階は「カフェ ディオール」と「ディオール メゾン(DIOR MAISON)」のフロアになっており、ブティック1階または地下1階からのみのアクセスになり、ギンザ シックスの他のフロアから独立しているため、銀座の喧騒を離れてゆったり優雅な時間を過ごせるようになっている。
「ピエール・エルメ・パリ(以下、エルメ)」というとマカロンをはじめスイーツのイメージが強いが、「カフェ ディオ―ル」では日本の食材を使用したデザートやランチなど軽食の季節限定メニューが味わえる。ランチにぴったりな“デフィレ ドゥ サヴール”はミニサイズのオープンサンドとサラダ、マカロンが付いて3100円。プロシュートとマッシュポテトなど、意外性のある食材や食感の組み合わせが新鮮だ。“アフタヌーンティーセット”は各種ケーキやマカロン、ボンボンショコラに加えサンドイッチやブリオッシュと紅茶で9500円(2人分)。紅茶は“イスパハン”をはじめ「エルメ」がブレンドしたものをポットでサービスし、スイーツは季節に合わせたフレーバーを提供する。
ホリデーシーズンには“デセール デ フェットゥ”が12月1日に登場。価格は2900円で、金色の雪の結晶があしらわれた真紅の球体の中は、まるで宝石箱のよう。「エルメ」らしい“味覚、感性、歓喜の世界”が詰まっている。
「エルメ」を運営するペーアッシュ パリ ジャポンのパイエルヌ・フランソワ(Payerne Francois)料飲部マネジャーは、「デザート同様に軽食でも食感や食材の組み合わせにこだわり、新しい発見があるようなメニューを開発している。オープンカウンターがあるので、デザートを作っているパティシエの写真を撮影したり質問したりすることも可能だ」とコメント。
「カフェ ディオール」で使用するテーブルウエアは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が自らデザインして今日まで受け継がれる “ムッシュ ディオール”コレクションをはじめ、メゾンのコードの一つであるカナージュ(格子)柄のものなど。カトラリーにも、ムッシュ・ディオールがラッキーモチーフとして愛した星印が施されている。
また、「カフェ ディオール」でしか購入できない「ディオール」のロゴ入りマカロンは3個入りが1700円、6個入りが3200円、10個入りが4700円で、カフェを使用しなくても購入可能だ。
カフェの横では「ディオール メゾン」のホームコレクションが勢ぞろい。カフェで使用されている定番“ムッシュ ディオール”コレクションや“カナージュ”、クリスマスにぴったりのカプセルコレクション“チェックン ディオール”のテーブルウエアをはじめ、グラスウエア、フォトスタンド、オブジェなどがそろう。これらのホームコレクションは11月19日まで伊勢丹新宿本店5階で開催中のポップアップショップ後は、ハウス オブ ディオールのみでの取り扱いになる。