ナイキ(NIKE)とヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が今年スタートさせた「ザ ナイキ c/o ヴァージル アブロー」は11月14日に、スニーカーやパフォーマンスウエアなどからなる女性向けランニングコレクション“アスリート イン プログレス(ATHLETE IN PROGRESS)”の第2弾を発売する。公式アプリ「NIKE SNKRS APP」や南青山のナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)などの一部店舗で取り扱う。
前回の“アスリート イン プログレス”では、ラバースパイクが目を引くスニーカー“ナイキ × オフ-ホワイト ズーム テラ カイガー 5(NIKE X OFF-WHITE ZOOM TERRA KIGER 5)”が登場し話題となっていたが、今回も同様のラバースパイクを用いた新作スニーカーを用意する。
“ナイキ × オフ-ホワイト ヴェイパー ストリート(NIKE X OFF-WHITE VAPOR STREET)”と名付けられたこの一足は、2018年発売でランニングシューズをタウンユース向けにアップデートした同名の“ヴェイパー ストリート”をベースにしており、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」19年春夏コレクションのランウエイで披露されたもの。ビニールのような半透明な素材で覆われたアッパーをはじめ、通常のものに重ねてもう1つがあしらわれた二重構造のシューレースやインダストリアルタグなど、まさにヴァージルらしい意匠が詰まった一足に仕上がっている。またインソールにもこだわり、左右を合わせると「オフ-ホワイト」のロゴが現れるほか、今よりも細くて鋭利だった1971年考案のスウッシュロゴがプリントされている。価格は1万9000円で、ブルー、ブラック、イエローの3モデルで展開される。
パフォーマンスウエアはブラックとイエローをメインカラーに、ギア的要素の強いジャケットや、ブラトップ&タイツのセットアップ、タイダイ柄のトップス&ショーツのセットアップなどを用意するほか、スポーツシーンで使いやすそうな密着度の高いボディーバッグもラインアップする。価格は未定。
イメージビジュアルのモデルには、英女性短距離選手のディナ・アッシャー・スミス(Dina Asher Smith)らが起用されている。