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ヘアサロン業界最高峰のアワード「JHA」 グランプリは「ダダ キュービック」の古城隆アートディレクター

 日本最高峰のヘアアワード「ジャパン ヘアドレッシング アワーズ(以下、JHA)」の授賞式が11月11日に開催された。30回目となった今回は、第1回授賞式で審査員を務めた「トニー アンド ガイ(TONI & GUY)」の創業メンバー、アンソニー・マスコロ(Anthony Mascolo)氏を招待し、アンソニー・マスコロ賞の選出やショーステージなどを行った。

 「JHA」は1990年に発足し、年に1度優れた作品を作った美容師、ヘアメイクアップアーティストを表彰している。選考は共催する美容師向け業界誌7誌に掲載された作品を対象とする「ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー 大賞」(日本国内の理美容免許取得者で、共催美容専門誌に年間8作品以上掲載されたヘアデザイナーが審査対象)と「ニューカマー オブ ザ イヤー 新人賞」(日本国内の理美容免許取得者で、共催美容専門誌に年間2作品以上7作品以下掲載されたヘアデザイナーが審査対象)、一般公募の「ライジングスター オブ ザ イヤー」と「エリア スタイリスト オブ ザ イヤー」の各部門で行われる。

 「ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー」大賞部門のグランプリを受賞したのは東京・表参道にあるヘアサロン「ダダ キュービック(DADA CuBiC)」の古城隆アートディレクター。グランプリ受賞に際して、「(2013年に植村隆博「ダダ キュービック」代表が亡くなり)6年間ほど苦しい中で、自分と真剣に向き合い戦ってきたことで生まれた作品だ。サロンに大きな穴があいたときにサポートしてくれたみんなに感謝する」とコメントした。準グランプリには昨年同部門でグランプリを受賞した、「スクリーン(SCREEN)」の神谷翼代表が選ばれた。

 そのほか、「ニューカマー オブ ザ イヤー新人賞」部門の最優秀新人賞は松山絵美「ドゥーブル(Double)」スタイリストが、「ライジングスター オブ ザ イヤー」部門の最優秀賞は谷直樹「デン ヘア デザイン(DEN hair design)」スタイリストが受賞した。

 審査は小松 敦「ヘブンス(HEAVENS)」代表など12人のプロフェッショナル審査員と共催ジャーナル誌7媒体の編集長が担当した。

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