妻のステラ・マッカートニー(Stella McCartney)と子ども、家族全員がベジタリアンだ。動物を食さないというのはもちろんだが、動物に関するモノ、毛皮なども家に持ち込まないことにしている。動物の虐待につながる活動に関してもサポートしない。ただ、グローバルビジネスに携わっている以上、飛行機にも乗らなければいけないしそのバランスが難しい。温暖化に起因しているファッション業界に従事している以上、責任を追わなければいけないと思う。「ハンター(HUNTER)」としても、3つの側面からサステナビリティにアプローチしている。それは、1つに人権・職場・環境基準を満たす世界中の工場と提携するなどの社会的サステナビリティ、2つ目に製品の全ての素材を人権・動物・環境を尊重し責任を持って調達する製品的サステナビリティ、3つ目に自社事業および製品開発における二酸化炭素排出量の測定・分析を行うなど環境的サステナビリティだ。
【私のサステナビリティ】
ファッション業界にとって加速して取り組まなければいけない課題の“サステナビリティ”。企業として大きく舵を切ることはもちろん、個々の意識も重要です。そこで個人的に行なっているサステナビリティについて聞きました。