ユニクロは、2020年春に国内最大級の店舗「ユニクロ トーキョー(UNIQLO TOKYO)」を東京・銀座のマロニエゲート銀座2に開く。「ユニクロ」は現在、同施設7階の1フロアでウィメンズに特化した店舗を運営するが、これを1〜4階までの計4フロア・売り場面積4455平方メートルに移転・増床して総合的な品ぞろえにする。
マロニエゲート銀座2は旧プランタン銀座の本館の跡地開発によって17年春に誕生した商業施設。旧プランタン銀座の頃から得意にしてきた女性向けのファッションや雑貨の中小テナントを低層階に集積してきたが、これを集客力のある「ユニクロ」の大型店に明け渡す。
ユニクロは銀座6丁目の中央通り沿いに売り場面積4950平方メートルのグローバル旗艦店を運営しており、「ユニクロ トーキョー」の開店で銀座は大型店の2店舗体制になる。同社は同時期に原宿駅前に1980平方メートルの原宿店を開くことを発表している。東京オリンピックに向けて訪日客が増える都心での拠点作りを進める。