ステットソンジャパンは11月20日、東京・日本橋にハットが主力の「ステットソン(STETSON)」の直営店「ジョンBステットソン東京」を移転リニューアルオープンした。新店舗の売り場面積は約82平方メートル。2017年に開店した馬喰町の店舗は、10月4日に閉店している。ハットの中心価格は3万~6万円で、移転リニューアルを記念して、1930年代に発表した“ウィペット(Whippet)”の復刻モデル(6万4000円)も発売する。
夏木景店長は「古着ブームの影響で女性客も増えている。日本橋という場所柄、スーツを着た50~60代男性の需要もある」と話す。アメカジ好きの30~40代男性に人気なのでは?と聞くと、「これまではキャップやキャスケットだったが、雑誌や映画の影響で徐々にハットをかぶる人が増えてきた」と答えた。
「ステットソン」は1865年に米国で創業。ジョニー・デップ(Johnny Depp)や木村拓哉が着用したことで、日本でも人気に火が付いた。
ステットソンジャパンは、帽子の輸入代理店である中央帽子(大阪市、西井賢治社長)が母体。日本企画の「ステットソン」の大阪自社工場での製作・販売もしており、「丸くて大きな頭蓋骨を持つ日本人のために、“ジャパンフィット”のアイテムを販売している」。
■ジョンBステットソン東京
オープン日:11月20日
時間:11:00〜19:00
定休日:日・月曜日
住所:東京都中央区日本橋堀留町1-2-15