デザインの“パクリ”問題や口約束で受けてしまった仕事、著作権や商標権など、実はファッション業界と法律は密接に結びついている。法律を知らなかったことでビジネスに大きな影響や損害を与えてしまう可能性もある。一方で、「法律は難しくてよく分からない」と敬遠している業界人も多いのではないだろうか。そこで、弊紙記者が業界を代表してファッション業界に関係する法律(=ファッションロー)を専門とするスペシャリストたちに業界の悩みや疑問を相談していく。なお、「WWDジャパン」12月9日号では、みんなの疑問・不安に4人の弁護士が答えるファッションロー特集を予定している。さて、ここでの今日のお題は?(この記事はWWDジャパン2018年9月3日号からの抜粋です)
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1500人中7割以上の若者が
二次流通サイトを利用
同号の特集「“買って売る”若者たちの本音を調査」では、“好きな服を買って飽きたら売りまた新しい服を買う”ことを繰り返す若者の実態を1500人へのアンケート調査を通して分析した。
同調査によると、「メルカリ」や「ヤフオク!」などの二次流通サイトを利用している20~30代は7割を超えている。一方でこうした“転売”には模倣品の問題や高額での取引など、業界にとって無視できない問題もはらんでいる。購買活動において“二次流通”が選択肢に含まれるようになった現代で、ブランド側、プラットフォーム側、そしてユーザーが留意すべきこととは。
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