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動画追加:22日オープン「渋谷パルコ」の全193テナントの見どころ ラグジュアリーからポケモンセンターまで、限定商品も一挙公開

 11月22日、新生「渋谷パルコ」がオープンした。地下1階から地上10階の一部までの商業面積4万2000平方メートルに193店舗が出店する。雑多で多彩な店舗を集め、まるで路地裏のような雰囲気の飲食店フロアやラグジュアリーからストリート、コスメなどを集積した1階、モードからリアルクローズ、東京ブランドを集積した2〜4階のファッションフロア、ARやショールーミングストアなどのテクノロジーを駆使した5階、「ポケモンセンターシブヤ」や国内初出店となる「ニンテンドートウキョウ(NINTENDO TOKYO)」などが出店するゲーム・カルチャーフロアなど多彩なテナントをミックスした。注目テナントと限定・先行販売品を紹介する。

【地下1階】
「カオスキッチン」

 193のテナント中、飲食店は全37店舗。「そこに集まり、コミュニティーを形成し、空間と時をともに楽しめるような場所」をコンセプトに編集されている。レストランフロアとしては、まるで路地裏のような雰囲気の地下1階「カオスキッチン(CHAOS KITCHEN)」と7階の「レストラン セブン(RESTAURANT SEVEN)」に加え、各フロアコンセプトに合った飲食店をラインアップ。ジャンルをミックスすることで、互いの魅力を引き出すのが狙いだ。「カオスキッチン」は、“食・音楽・カルチャー”をコンセプトにした飲食店と物販店が混在したレストランフロア。同フロアの環境デザインは建築家の藤本壮介氏が担当。天井・床に鏡面素材を使い、そこにショップのファサードが映り込むことで、非現実的な空間を演出している。オープン前からSNSでも話題の「米とサーカス」では、栄養価の高さと環境負荷の低さから“世界を救う食材”として注目されている昆虫料理や野生鳥獣を、ちょっと怪しげなムードが漂う非現実的な空間で楽しむことができる。


【1階】
「グッチ」

 1階のメインエントランス奥には「グッチ(GUCCI)」が出店。伝統的な日本の文化と渋谷のポップカルチャーにインスパイアされたという店内は、壁から吊り下げられたチューブ状のライトが渋谷の無数のネオンに溶け込むように夕方にかけてホワイトからピンクへと変化し、常に新しい表情を見せる。

「コム デ ギャルソン ガール」

 単独での店舗は今回が初となる1階の「コム デ ギャルソン ガール(COMME DES GARCONS GIRL)」は「面白いことが好きな女の子をふり向かせる」のコンセプト通り、乙女心をくすぐるアイテムが多数そろう。

「ポップ バイ ジュン」

 ジュンはポップアップスペース「ポップ バイ ジュン(POP BY JUN)」をオープンした。コミュニケーションデザインにスタイリストの山本康一郎を招へいし、毎回異なる実験的なコンテンツを期間限定で展開。第1弾は、藤原ヒロシがディレクションする。12月8日まで。「フラグメントデザイン(FRAGMENT DESIGN)」とさまざまなブランドとのコラボレーションアイテムを発売する。

 「ポップ バイ ジュン」の“POP”とは、Place(場所)+Occasion(機会)+Person(人)に由来する。汎用性に優れた“クリアファイル”をテーマに、コンテンツに合わせて商品から内装まで、店舗を丸ごとディレクションしていく。内装は建築家の荒木信雄が手掛けた。今回ウィンドーには、渋谷パルコの建て替えの際に出たゴミや残骸をディスプレーする。

ポップアップスペース「GATE」

 群馬県桐生市を拠点にするエスティーカンパニー(ST COMPANY)は、ポップアップスペース「GATE」に第1弾として出店した。期間は12月3日まで。同社は1978年桐生市に創業。セレクトショップの「ペニーレイン」を展開し、地元で高い人気を誇る。2018年に屋号を「ペニーレイン」から「エスティーカンパニー」に変更し、現在は桐生と高崎にショップを構える。東京への進出は今回が初めてとなる。ポップアップでは全6ブランドとコラボレーションした別注アイテムを発売する。

<1階の限定・先行販売品>

 ラグジュアリーブランドがそろう1階に出店している、「グッチ」「ロエベ(LOEWE)」「コム デ ギャルソン ガール(COMME DES GARCONS GIRL)」「ディオール ビューティ シブヤ(DIOR BEAUTY SHIBUYA)」「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「イプサ(IPSA)」の限定品や先行販売品を紹介。


【2階】
「2G」

 ギャラリー併設のセレクトショップ「2G(ツージー)」はギャラリーのナンヅカ(NANZUKA)、「ベアブリック(BE@BRICK)」などで有名なメディコム・トイ(MEDICOM TOY)、フリークス ストア(FREAK'S STORE)などを運営するデイトナ・インターナショナル(以下、デイトナ)と小木“POGGY”基史が協業。「2G」というショップ名は、パルコ創業時から携わっていた故・増田通二(ますだ・つうじ)から着想した。ロゴはナンヅカに所属するアーティスト、空山基が描き下ろし、内装デザインはアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)率いるNYのデザインチーム、スナーキテクチャー(SNARKITECTURE)が手掛けた。アーティストを主体としたコラボレーションを軸に、それと連動したファッションやトイを発売する。第1弾のコラボレーション展は、アーティストの空山とアーシャムをピックアップする。会期は2020年1月8日まで。

「アレキサンダー ワン」

 ロゴがリニューアルされて以来、初の新店舗となる2階の「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」は、黒を基調とした従来のクールな印象からガラリと雰囲気を変え、エレガントでクリーンな店内。

<2階の限定・先行販売品>

 2階に出店している「トーガ(TOGA)」「イッセイ ミヤケ シブヤ(ISSEY MIYAKE SHIBUYA)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「グラウンド ワイ(GROUND Y)」「アレキサンダー ワン」の限定品や先行販売品を紹介。


【3階】
「アンリアレイジ」

 森永邦彦がデザインする「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は“インサイド アンド アウトサイド”をテーマとしたショップを出店。店舗は19-20年秋冬のパリ・コレクションで打ち出した巨大マネキンが主張し、什器がコンパスのように動く楽しい作りになっている。オープン前の11月20日には、渋谷パルコ館内でメンズウエアの無観客ショーを行った。ショーの映像は21日22時に渋谷パルコ10階ガーデンステージの大型ビジョンなどで配信した。発表したルックの一部は、渋谷パルコ店舗で復刻販売する。

「オニツカ」

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は新たなラグジュアリーライン“ジ・オニツカ(THE ONITSUKA)”を発表した。また、渋谷パルコの3階に初のコンセプトストア、オニツカ渋谷パルコストアをオープンする。同ラインは同22日からオニツカ渋谷パルコストアと公式ECサイトで取り扱う。オニツカ渋谷パルコストアでは、同ラインのキーカラーであるホワイト、チャコールブラック、レッドの3色を基調に、モダンで洗練された世界観を表現した。

<3階の限定・先行販売品>

 3階に出店している「チノ(CINOH)」「ファン(FAN)」「ベルベルジン(BERBERJIN)」「ベストパッキングストア(BEST PACKING STORE)」の限定品や先行販売品を紹介。


【4階】
「パルコ ミュージアム
トウキョウ」

 渋谷パルコの建て替え工事の仮囲いを演出した、大友克洋・原作のSF漫画「AKIRA」とコラージュアーティストの河村康輔との共同作品アートウォールを再構築して展示する「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」を4階の「パルコ ミュージアム トウキョウ」と地下1階の「ギャラリー エックス(GALLERY X)」で開催中。

「パルコ ミュージアム トウキョウ」では、アートウォールを再度巨大コラージュ作品として展示。当時の貴重な原画やポスター、「AKIRA」の作中に登場するオブジェをリアルに再現する。

 地下1階の「ギャラリー エックス」では巨大立体物を展示するインスタレーションを実施。展覧会記念商品や、「ナナナナ(NANA-NANA)」「レディメイド(READYMADE)」などのコラボ商品を販売する。

<4階の限定・先行販売品>

 4階に出店している「U バイ スピック&スパン(U BY SPIC&SPAN)」「ファーファー(FURFUR)」「クラランス(CLARINS)」「ラブルケット(L:A BRUKET)」の限定品や先行販売品を紹介。


【5階】
<5階の限定・先行販売品>

 5階に出店している「チックタック アップデート(TICTAC UPDATE)」「エチュードハウス(ETUDE HOUSE)」、パルコキューブ内の「にゃーSHOP」「シャルル シャトン(CHARLES CHATON)」の限定品や先行販売品を紹介。


【6階】
「ニンテンドートウキョウ」

 インバウンド効果も狙った「ニンテンドートウキョウ」「ポケモンセンターシブヤ」が出店。国内初出店となる「ニンテンドートウキョウ」で注目は、“スーパーマリオ”、“ゼルダの伝説”、“どうぶつの森”、“スプラトゥーン(SPLATOON)”など、任天堂のキャラクターが一堂に会したシリーズだ。ロゴTシャツやトートバッグ、ポーチ、クッキー缶、文具品などバラエティーも豊富。商品数は約1000点、大スクリーンでゲームを体験できるスペースも設ける。

「ポケモンセンターシブヤ」

 通路を挟んで向かいに位置する「ポケモンセンターシブヤ」のコンセプトは「新しいことへのチャレンジ」。入口にはポケモンの人気キャラクターの“ミュウツー”が、アニマトロニクスという技法によるリアルな動きや質感でお目見えし、ゲストを出迎える。オープン記念のグッズは、日本を代表するグラフィックアーティストであるナンバーD(Number-D)によるグラフィティーを総柄にしたぬいぐるみやマスコット、Tシャツ、キャップをはじめ、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」とコラボレーションした、ゴージャスなiPhoneケースやバッグチャームなど。

<6階の限定・先行販売品>

 6階に出店している「ニンテンドートウキョウ」「ポケモンセンターシブヤ」の限定品や先行販売品を紹介。


【7階】
「レストランセブン」

 「レストランセブン」では、回転寿司店「金沢まいもん寿司」や、焼肉店「渋谷焼肉 KINTAN」、ラーメン店「中華そば専門 田中そば店」などの日本食や、ヴィーガン料理専門店「ファラフェルブラザーズ(FALAFEL BROTHERS)」など7店のレストランがオープン。今後もますます増える海外観光客も楽しめるラインアップとなり、メニューの外国語対応も進めている。

<7階の限定・先行販売品>

 7階に出店している「エムアイユー(M.I.U.)」の限定品や先行販売品を紹介。

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