11月25日号の「WWDジャパン」は「サステナブルファッション2019」特集です。近年、気候変動の影響によって世界各国で災害が誘発されて増えており、今、われわれには根本的で継続的変化が求められています。そんな中で、ファッション産業として何ができるのか――特集タイトルにしてスローガンを「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」として、サステナビリティの中でも気候変動、生物多様性、海洋プラスチック問題への対策にフォーカスした解決策を提案します。
「サステナビリティなくして未来はない」といわれても「そもそも何が問題で、どういう解決策があるの?」という声も耳にします。そこで、企業のサステナビリティ責任者や大学教授、革新的技術で問題解決に取り組むスタートアップ企業の創業者など、長年この課題に取り組む有識者21人に素朴な疑問から具体的な疑問までを聞きました。そのほか、投資にも目を向けます。今、世界の年金基金や金融機関、個人投資家の中で重視されているESG(環境・社会・ガバナンス)についても詳しく解説します。
ニュース面は11月22日にリニューアルオープンした新生・渋谷パルコを編集部11人が徹底取材。渋谷を若者のファッションとカルチャーの街に発展させたパイオニアの渋谷パルコは、令和の時代に、どんなビジネスモデルを構築しようとしているのでしょうか。記者による座談会や内覧会に来場した業界関係者の声を紹介します。