DKSHジャパン(東京、マイケル・ロフラード社長)は12月31日をもって、アメリカの時計ブランド「タイメックス(TIMEX)」の代理店業務を終了する。同社によると、「最終出荷は12月26日で、同日までに出荷できない注文については、代理店権消失に伴いキャンセルとなる」という。
同社によると、「2018年から契約更新の交渉を続けてきたが、合意に至らなかった」という。DKSHジャパンは、スイスの高級時計ブランド「ボヴェ(BOVET)」や「ローラン・フェリエ(LAURENT FERRIER)」などの代理店も務めるが、「タイメックス」は同社の主力ブランドだった。
DKSHジャパンは02年から「タイメックス」の輸入代理店を務め、「ビジネスを約2倍に成長させた」。同社に代わる日本の代理店については、「タイメックス社が調整中で、未定」だという。製品保証およびアフターサービスについては、次期代理店決定までDKSHジャパンが対応する。