12月5日号の「WWDビューティ」は、2020年春夏コレクションとヘアメイクトレンドを総括します。2020年春夏コレクションは、環境問題に対するメッセージの発信や問題提起が各都市で色濃く出され、ビューティでは生花や植物をヘアメイクの表現として用いる“ネイチャー”ルックが多出。「WWDジャパン」編集部ニュースデスクの解説とともに、ヘアメイクのトレンドを紹介します。ニュース面では17年に“睡眠負債”という言葉が登場して以来、年々関心が高まる睡眠と、睡眠を可視化する“スリープテック”の進化をまとめました。
特集では、ナチュラルな素材を用いた表現から生まれた“ネイチャー”ルック、インスタ映えするような派手なデザインが特徴の一つであるストリートブームの収束から生まれた“ミニマスティック”というトレンド、ジャケットやブラウスをはじめとする“エレガント”な装い、社会に良い影響を与えるファッションという“ポジティブ”なアクションといった、今季浮上した4つのファッションキーワードを解説。そこからヘアメイクのトレンドを読み解きます。
ニュース面では、進化するスリープテック市場のほか、エキップから20年2月にデビューする“美しさは鍛えられる”をコンセプトにした17年ぶりの新ブランド「アスレティア」、需要が拡大している中間価格帯スキンケア製品の製造工場として竣工する資生堂の那須工場、グローバルブランド「KANEBO」を刷新し、売上高3倍を目指すカネボウ化粧品を掲載。
そのほか、カット専門店「QBハウス」を展開し、24年に売り上げ300億円を目指すキュービーネットホールディングスの中期経営計画や、スキンケアライン「CELグロウ」から初のベースメイクを発売するヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)、スギ薬局から登場したプライベートブランド「プリエクラ(PRIECLAT)などを紹介します。