スタイリストの百々千晴(どど・ちはる)が、プライベートブランド「シシクイ(THE SHISHIKUI)」をスタートさせた。ブランド名の「シシクイ」の由来は、出身地である徳島県宍喰(ししくい)町。自身の原体験をもとに発想した衣・食・住のさまざまなアイテムを不定期で提案していくという。第1弾は、福井県のアイウエアメーカー、金子眼鏡と共同開発した8種類のサングラス。イタリアのマツケリー社による環境に優しい天然由来成分のアセテート樹脂“M49”を使用した。価格は3万円前後で、来年3月末にアパレルのセレクトショップや金子眼鏡の店舗で発売する予定だ。
百々は「以前から自分のブランドを手掛けたいと思っていたが、やっとそのタイミングが訪れた。私の必需品であるサングラスは、福井県の鯖江産にこだわった。環境に配慮したモノ作りをベースにしたライフスタイルブランドとして、私が楽しんで作ることができる身近なアイテムを発表していきたい」と抱負を語った。
百々は2002年に渡英し、04年より東京をベースにスタイリストとして活動をスタートさせ、雑誌、広告を中心にスタイリングを手掛けるかたわらファッション誌「ユニオン マガジン(Union Magazine)」の編集長も務める。