カラーアイテムと併せて提案するモノトーンアイテムのスタイリング PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
スカートの丈感は引き続き長めが多め PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
大きめのバッグもバリエーション豊富にラインアップ PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
キーアイテムの白いパンツは張り感のある素材をセレクト PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
カジュアルになりがちなTシャツには同色のシアーなニットを重ねた PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
白Tシャツ×サマーニットのスタイリングのアップ PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ピンクのニットは黒いタンクトップを透かして甘さを抑えた提案 PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ピンクのサマーニット×黒いタンクトップのスタイリングのアップ PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ブラックドレスは透け感のある素材をミックス PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
華奢なストラップで軽やかさを出したブラックドレス PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ブラックドレスのバリエーション PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ブラックドレスのバリエーション PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
「オーラリー」の白Tシャツは、程よいウエストシェイプでボトムスインしたときのスマートなシルエットにこだわった PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
「キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」のバケットハット PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ナチュラルな素材やベージュトーンのアイテムのカラーバリエーション PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ライトオレンジ、ペールピンクなど、暖色アイテムのカラーバリエーション PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
ストライプアイテムのバリエーション PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
福田円バイヤーが着るのは、今季イチ押しのシアーなコーディネート PHOTO : TSUKASA NAKAGAWA
「デミリ―」のイニシャル刺しゅうサービス
展示会の「エスゼット ブロックプリント」コーナー
新しいチャリティープロジェクト“ファンデーション 1976”
新しいチャリティープロジェクト“ファンデーション 1976”
「春夏らしい色モノは豊富にそろえるが、今季は新たにモノトーンの提案をプラスする」と語るのは福田円バイヤー。ロンハーマンの2020年春夏は、少し褪せたようなブルーのグラデーションやミントグリーン、レモンイエロー、ラベンダー、ピンクなどをキーカラーに、ブラック&ホワイトのアイテムでアクセントを加えたスタイルを提案する。
キー素材はリネンで、ドレスからデニム、Tシャツ、コートまで幅広く提案。キーアイテムはシアーなニットやブラックドレス、張り感のある白いパンツで、「子どもっぽくなりがちなプリントTシャツにシアーなニットを重ねて白いペインターパンツを合わせたり、ブラックドレスは、ノースリーブやシアーな素材と組み合わせたりするなどして、見た目も涼しげな“大人の透け感”を楽しんでもらいたい」と言う。
さらに昨年売れ行きが好調だった白Tシャツは、型数、枚数ともに増やし強化する。“パーフェクトTシャツ”と題して、「ユニオンランチ(UNION LAUNCH)」や「オーラリー(AURALEE)」「エブール(EBURE)」などのブランドが“完璧”だと考える白Tシャツを別注で販売する。
柄はさまざまなピッチのストライプをキーに、動植物のモダンなプリント、花柄などを並べる。雑貨は、バケットハットやフラットサンダル、大ぶりなトートバッグ、カラーローファー、リゾートサンダルなどをそろえる。
18-19年秋冬から始めた「世界の銘品」の20年初夏は、イギリスを拠点にインドのブロックプリントを用いた「エスゼット ブロックプリント(SZ BLOCKPRINTS)」のカラフルなドレスや雑貨、シャツに特化したナポリ発の「モンテックス(MONTEX)」のサファリジャケットなどをラインアップ。さらに、「デミリ―(DEMYLEE)」のニットやバッグにイニシャル刺しゅうを入れることができるイベントを2020年2月に全店舗で開催する。
ウェブの人気ビンテージショップ「ウィッティ ヴィンテージ(WITTY VINTAGE)」が無償で提供したビブフロントのドレスシャツに、クリエイター18人が自由にデザインを加えたアイテムをオークション形式で販売する。売り上げの全額を認定NPO法人「フローレンス」に寄付し、障害のある子どもたちへの支援金に充てる。
村上杏理:1986年、北海道生まれ。大学で日本美術史を専攻し、2009年にINFASパブリケーションズ入社。「WWDジャパン」記者として、東京のファッション・ウイークやセレクトショップ、販売員取材などを担当。16年からフリーランスで、ファッションやライフスタイル、アートの記事執筆・カタログなどを手掛ける。1女児の母