デザインの“パクリ”問題や口約束で受けてしまった仕事、著作権や商標権など、実はファッション業界と法律は密接に結びついている。法律を知らなかったことでビジネスに大きな影響や損害を与えてしまう可能性もある。一方で、「法律は難しくてよく分からない」と敬遠している業界人も多いのではないだろうか。そこで、弊紙記者が業界を代表してファッション業界に関係する法律(=ファッションロー)を専門とするスペシャリストたちに業界の悩みや疑問を相談していく。なお、「WWDジャパン」12月9日号では、みんなの疑問・不安に4人の弁護士が答えるファッションローを特集している。さて、ここでの今日のお題は?(この記事はWWDジャパン2019年7月1日号からの抜粋です)
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リアーナがLVMHから
ラグジュアリーブランド
「フェンティ」を設立
リアーナ(本名:ロビン・リアーナ・フェンティ)は5月22日、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)傘下で立ち上げたラグジュアリーブランド「フェンティ」を初公開した。当日は、ベルナール・アルノーLVMH会長兼最高経営責任者をはじめとするアルノー一家が総出で来場するなど、LVMHが同ブランドにかける期待の高さがうかがえる。
ブランド立ち上げのウワサが初めて浮上した1月以来、自身の姓である“フェンティ”の使用を巡ってフェンティ エンターテインメントを経営する実父を提訴するなど、リアーナはブランド立ち上げのための準備を進めてきた。これはブランド価値を毀損しないようにリスクを排除するための行動とみられる。ブランドを立ち上げるにあたって準備すべきこと、注意すべきポイントとは。
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