ジーンズ小売り大手のライトオンは12月4日と5日の2日間、8年ぶりにメディア向けの展示会を行った。同社は数シーズン前から、原点回帰ともいえるアメカジ路線を明確にしており、中西梨花プレス担当は「メディア向けに、あらためてそれをアピールしたかった」と開催理由について述べた。また「2017年にオープンした原宿・明治通りの旗艦店ライトオン ハラジュク トーキョーの2階にあるプレスルームを、これまで正式に披露する機会がなかった。各編集部やスタイリストとの接点もつくれていなかった」と続けた。
展示会では主力の「バックナンバー(BACK NUMBER)」のほか、「この秋、数十年ぶりにリローンチした」という「ラグマシーン(RAG MACHINE)」、アウトドアの「キャンプ セブン(CAMP7)」、“アメカジビズ”を打ち出す「ハーバード(HARVARD)」、ハワイアンシャツの「カルルア(KALULUA)」のオリジナル5ブランドを中心に、仕入れ商品も合わせた20年春夏のアイテムを並べた。
「来場した関係者からは、『ライトオンのことを深く知る場がなかったので、よい機会だった』『価格の安さとモノ作りのよさのコントラストに驚いた』などの声をもらった」という。「ラグマシーン」のフーディーが3990円、米国産コットンを使ったビッグシルエットのTシャツが1900円。「バックナンバー」のカーゴパンツが5990円、ミリタリージャケットが8990円など。
展示会は今後も半期に一度続けていくという。