サンフランシスコ発のサステナブルシューズブランド「オールバーズ(ALLBIRDS)」が2020年1月10日、東京・原宿に初のコンセプトストアをオープンする(東京都渋谷区神宮前1-14-34)。
同店では、代表的な“ウールランナー”をはじめとするウィメンズ、メンズの全アイテムを取り扱う。ミニマルなデザインの“ウールランナー”は、ニュージーランド産のメリノウールを使用した新たなスニーカーで、その快適な履き心地は米「タイム(TIME)」誌で“世界一快適なシューズ”と評された。シューレースには再生ポリエステルを使用し、インソールには従来の石油の代わりにヒマシ油を用いて炭素排出量を抑えるなど環境に配慮したモノ作りを行う。販売アイテムのタグには、メリノウールやユーカリ繊維などの素材の説明が記されている。価格は1万2500円(税込)〜。
「オールバーズ」は元サッカーニュージーランド代表のティム・ブラウン(Tim Brown)とバイオテクノロジーの専門家のジョーイ・ズウィリンガー(Joey Zeillinger)によって16年に誕生した。快適な履き心地と環境に配慮したモノ作りが共感を呼び、現在世界で14店舗を展開する。“ウールランナー”のほかに、ユーカリの木の繊維を用いたメッシュ構造の“ツリー”シリーズや、サトウキビ素材を靴底に使用した“ウールランナーアップ”など、エコフレンドリーな開発を続け、5シリーズをラインアップする。