「リーバイス(LEVI'S)」は、体から放出される熱を利用して血液循環を促す特殊なデニム生地を使った“リーバイス エナジー(LEVI'S ENERGY)”を1月24日に発売する。テーパーが利いた502フィットを3色、バギーテーパーの570フィットを3色、ボックスシルエットが特徴のデニムジャケットを1色の計7アイテムを用意する。価格はジーンズが1万3000~1万4000円、デニムジャケットが1万4000円。
“リーバイス エナジー”に用いられるデニム生地には、米国のホロジェニックス(HOLOGENIX)が開発した13種類の鉱石が練り込まれた機能素材“セリアント(CELLIANT)”がブレンドされており、体から放出される熱を赤外線エネルギーに変える。赤外線エネルギーには血管拡張作用があり、筋肉や組織への血流が活性化されて、細胞にとって重要な栄養分や酸素が効率よく運ばれることが臨床的に実証されているという。
ジャニン・チルトン・ファウスト(Janine Chilton Faust)=リーバイストラウス(LEVI STRAUSS)メンズデザイン・グローバル・バイス・プレジデントは、「われわれはジーンズのクオリティーを向上させるため、常に新たなテクノロジーに注目している。“セリアント”はこれまでスポーツウエアなどに使用されてきたが、ジーンズへの使用は初めて。“リーバイス エナジー”を着れば、街を歩いたり自転車に乗ったりするだけで血流の活性化が期待できる」と話す。
【エディターズ・チェック】
ある程度体にフィットした方がいいので、リーバイ・ストラウスは、世界で初めて人間工学に基づいた立体裁断をジーンズに取り入れた“リーバイス レッド”(LEVI'S RED)をベースとする“リーバイス エンジニアード・ジーンズ(LEVI'S ENGINEERED JEANS)”でこのプロジェクトをスタートさせたのだろうが、なかなかに“攻めた”デザインのアイテムが多い。“四十路男子”としては王道の“501”などでもぜひ発売してほしい。