ビューティ

「アムリターラ」が日本のバラの原種“ハマナス”を使った製品をリニューアル発売 1本に40〜50輪分のバラを使用

 国産オーガニックコスメブランド「アムリターラ(AMRITARA)」は2020年2月5日、創業当時から人気のローズシリーズをリニューアルし、直営店とオンラインショップで販売する。

 これまで配合成分として水を使用していたが、今回から水は使わず「循環型自然農法で栽培したバラを用い、日本のバラの原種“ハマナス”から抽出した植物細胞水のみを使っている。ローズには美肌作用のほかに、抗酸化作用や自律神経を整える働きが期待できる」と勝田小百合アムリターラ代表。一般的に、植物の芳香蒸留水は水蒸気蒸留法で抽出されるが、同ブランドでは減圧低温蒸留法を採用。蒸留機の中を真空にし、35℃前後という低温でハマナスの“植物細胞水(ハマナス花水)”をフレッシュな状態で取り出せるのが特徴だ。

 美容液「ローズ リビング セラム」(7800円)は、ハマナスの花から抽出した植物細胞水をベースに、白樺樹液やアロエベラの植物細胞水を配合。1本あたり40〜50輪分のハマナスが使われている。クリーム「ローズ エナジー クリーム」(6800円)には、ハマナスの花びら、ハマナスの果実、ハマナスの葉のエキスを処方。特にハマナスの花は抗酸化力にすぐれ、100gあたり20gのポリフェノール量を含んでいる(日本食品分析センター調べ)。いずれもハマナスに含まれる香り成分で肌を引き締め整えるほか、女性ホルモンにもアプローチ。艶やかで潤いのある肌をかなえる。また、20年3月には化粧水「ローズアムリタウォーター」(4400円)のパッケージリニューアルを行うなど、シリーズでの使用を提案する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。