みなさん、こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向(むこう)千鶴です。寒い国ほどクリスマスが盛り上がるのは理屈にかなっていると思います。イルミネーションが灯ってクリスマスソングが流れると心なしか温度が上がる気がしますから。先週はいろいろな世代の女性のポジティブな生き方に触れる機会があり触発されました。今年も残すところ2週間。駆け抜けますよ!
12月10日(火)
「ブルガリ」のパーティーは
今年一番の華やかさ
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今年のパーティーを振り返るとゲストの華やかさで言えばこちら、「ブルガリ アウローラ アワード2019(BVLGARI AVRORA AWARDS2018)」が一番だったかも。ドレスコードがブラックタイなので、会場にフルレングスの女性が続々と集まり圧巻でした。
女性の功績と生き方をたたえるこのアワードがユニークなのは、推薦者と受賞者がペアで登場するところ。活躍のフィールドは多岐にわたっていて肩書は音楽家、小説家、芸術家、弁護士、アスリートなどさまざまです。正直言うとここで初めてお名前を知る方もいますが、ステージ上でのスピーチを通して彼女たちの生き方に触発されることがたびたび。自分の足でしっかりと立っている女性は、どんな立場であれ魅力があるなと思います。
その一人、ローラの登場シーンがこちら。鍛えたボディーに大胆なドレスが似合います。ローラのウオーキングを動画でご覧ください。
12月10日(火)
「ジーユー」で
980円のワンピース
「ジーユー(GU)」の展示会へ。980円のワンピースに触りました。恐るべし!クオリティー高し。しっかりした生地でトロみもあります。その価格の背景にある戦略は下記の五十君記者の記事からどうぞ。このクオリティーと対抗できるのは、もはや「ユニクロ」しかないかと。サステナビリティを考慮したアイテムも登場しました。
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12月12月(木)
「ルミネ」でセミナー開催し
夏を思う
年に2回、「ルミネ」に入るお店の方たちの前でトレンドセミナーを担当しております。今日は2020年春夏について。MDカレンダーをもとに「7月は〜」などと話していると、オリンピックをヒリヒリと肌で感じます。ホント、どんな夏になるのだろうか!?
12月12月(木)
最新(12月16日)号
「2020年春夏売れるトレンド特集」
と今日のおやつ
特集の副題は「長い春夏商戦を乗り切るヒント」。あの暑~い夏がまたやってくることを前提に各社の取り組みにもフォーカスしています。おやつはいただいた岐阜県・中津川の銘菓、松月堂の栗焼。栗そのものを食べているみたいで優しいお味です。
12月13日(金)
伊勢丹新宿本店は
パンプスを年間5万足売る
伊勢丹新宿本店の婦人靴の展示会で打ち出されていたのは、3つ。白いスニーカーと足に優しいパンプス、それとローファーです。同店では年間、白いスニーカーを5000足、パンプスを5万足売るそうです。数を売るということはそれだけデーターを得られるということ。服以上にサイズが課題の靴ビジネスにとってこのデーターは有効ですよね。ちなみに3D計測器を使った靴のマッチングサービスは8月末に導入してから2200人が利用したそうです。
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12月14日(土)
「ザ・ノース・フェイス」
自分が動けば山が動く!
「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が先週末に渋谷で女性の生き方にフォーカスしたイベントを開催しました。キャッチコピー「#シー ムーブズ マウンテンズ エキシビション(#SHEMOVESMOUNTAINS EXHIBITION)」は自分が動けば山(動かざる〇〇や困難や固定観念などなど)が動く、というポジティブなメッセージです。
2日間で8組開いたトークショーの人選に、担当者の時代を見る目と編集力、何より実現にこぎつけるガッツを見てそそられ、スタイリストの北村道子さんと写真家の鈴木親さんが「服の力」をテーマにした会に参加しました。
人前に出ることが少ない北村さんの歯に衣着せぬ話を聞ける機会は貴重。鈴木さんがその北村さんの魅力をぐいぐいと引き出し、大勢の人が熱心に聞き入っていました。多くの著名人のスタイリングも手掛けている北村さんはスタイリングの仕事について、“人の本質を見る”ことだと言います。「誰でもひとつはいいものを持っている。70歳も過ぎると会った瞬間にそれが分かっちゃう」だそう。名文句です。
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【先週美味しかったもの】
先週食したあれこれから、おいしかったものをいくつか写真で紹介します。
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