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「家庭画報」などを発行する世界文化社が持株会社制に移行

 「家庭画報」や「メンズ・エグゼクティブ」などを発行する世界文化社は4月1日に持株会社に移行することを発表した。現在の世界文化社は世界文化ホールディングスと名称を変え、社長は引き続き鈴木美奈子・社長が務める。既存の事業を各新設会社に承継し、本社は経営指導および監視、グループ経営資源の最適配分、新規事業の開発などの業務に専念する。各事業会社では、収益性・成長性の高い事業に参入するために、事業会社ごとに最適なパートナーシップを短期間で形成し、積極的な業務提携を促していくという。

 新設するのは、雑誌や書籍の発行を中心とした紙、デジタルの出版関連事業およびブランド関連事業を行う世界文化社(社長:秋山和輝)とモノ雑誌「ビギン(Begin)」関連事業を行うBegin(社長:波多和久)、通販事業を行う世界文化リテイリング(社長:中澤智子)、児童向けの絵本のコンテンツを制作するワンダー関連事業を行う世界文化ワンダークリエイト(社長:小杉繁則)、ワンダー関連の商品の直販やセールスプロモート事業を行う世界文化ワンダー販売(社長:高林祐志)、介護・ケアサポート事業を行う世界文化ライフケア(社長:石垣今日子)の計6社だ。現世界文化社が今年の4月に設立した旅行事業を行うプレミアム旅行社は、新設会社である世界文化社の関連子会社となる予定だ。

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