ファッション

ランウエイ登場数がシーズン世界1位に 21歳の日本人モデルKOHEI

 「WWDジャパン」は2017年から、ファッション界の次世代を担う人に光を当てた特集「ネクストリーダー」を実施している。対象はファッションビジネスにかかわるあらゆる分野の若きリーダーたち。この特集を始めたのは、情熱と才能を持ち、強い信念で前へ進む若いリーダーたちを応援したいから。それぞれに専門分野があり、ネットワークと情報を持つ「WWDジャパン」の記者が日ごろの取材で出会い、応援したいと考えるネクストリーダーを推薦する。第2回目の「ネクストリーダー 2019」では10組11人を選定した。

KOHEI モデル

 2018年は空港や飛行機の中で過ごした時間、仕事の待機時間が長く、何かを待ち続けた1年だった(笑)。バックステージや撮影現場では、モデル仲間やスタイリスト、メイクさんたちとたくさん話し、人の話を聞くことがモデルの仕事で大切だと気付いた。いろんな人から意見をもらい、それを自分で考えながら取り入れることで学びにつながり、海外では英語力が役立って、言われたことをすぐに理解できた。大御所と呼ばれる人たちとの仕事は、初めは緊張したが、今ではリスペクトをしつつ自然にこなせるようになったと思う。撮影も数多く経験したが、やはりファッション・ウイーク中が一番楽しい。ショーでは自然とアドレナリンが出る。直近の目標は、来シーズン(19-20年秋冬)も「プラダ」や「ラフ・シモンズ」など、これまで出演することができたブランドに選ばれ続けることと、これまで出ることができなかった新規ブランドにも選ばれるようになること。将来的にはCHIHARUさんのように“日本人といえばこのモデル”と世界中のファッション関係者が考えるようなモデルになりたい。

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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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