ファッション

来たる2020年のカラーは“クラシック・ブルー”  落ち着き・信頼・つながりをもたらす安心感のある色

 パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE COLOR INSTITUTE)は2020年の「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー(PANTONE Color of the Year)」として“クラシック・ブルー(Classic Blue)”を選定した。シンプルでありながらエレガントな“クラシック・ブルー”は夕暮れの空を連想させ、安心感をもたらす効果がある。

 リアトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)=エグゼクティブ・ディレクターは「私たちは信頼と信用を必要とする時代に生きている。“クラシック・ブルー”は普遍性や信頼感を表現しており、私たちにより深く考え視野を広げるよう促す色だ」と語った。

 「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」の選定は2000年にスタートした。世界の映画やアート、ファッションのほか、社会経済や最新技術、ライフスタイル、ソーシャルメディア、スポーツイベントなどの多領域を調査してトレンド分析を行う。

過去の「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」は下記の通り。
2019年 リビングコーラル
2018年 ウルトラ・バイオレット
2017年 グリーナリー
2016年 セレニティ、ローズクォーツ
2015年 マルサラ
2014年 ラディアント・オーキッド
2013年 エメラルド
2012年 タンジェリン・タンゴ
2011年 ハニーサックル
2010年 ターコイズ
2009年 ミモザ
2008年 ブルーアイリス
2007年 チリペッパー
2006年 サンドダラー
2005年 ブルーターコイズ
2004年 タイガーリリー
2003年 アクアスカイ
2002年 トゥルー・レッド
2001年 フクシャローズ
2000年 セルリアン

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。