ファッション

インナーケア部門 「WWDビューティ」2019年下半期ベストコスメ

 「WWDビューティ」2019年12月26日・20年1月2日合併号は恒例企画のベストコスメ特集。美容ジャーナリストや美容誌・女性誌の編集長、エディター、ライター、メイクアップアーティスト、百貨店化粧品バイヤーなどの協力を得て、19年下半期(7〜12月)に発売された製品を対象に全18部門で「WWDビューティ 2019年下半期 ベストコスメ」を選出した。

 1位にランクインした目元ケアサプリメントのポーラ「ブライトリンク」はビタミンA・Cや植物エキスなどを配合し、体の内側から目の疲れやくすみなどの悩みに働きかける。エム・アール・アイ「プレシャスプロテインプラス」はエンドウ豆タンパクを主成分としているほか美肌効果も見込める成分を配合している。ほかの植物性プロテインより飲みやすいとの声も。

1位 ポーラ「ブライトリンク」

曽田啓子/ビューティービジネスプロデューサー
スマホやPCで酷使する目元ケアに画期的なアイサプリ。加齢や外部刺激による炎症でダメージタンパク質が増えて、ピント調節の低下や白目のにごりが起こるそう。からだの内側から目元のむくみをすっきりし、白目がクリアにする。まつ毛まで育毛されるという画期的なエビデンスも。

平輝乃/美容エディター・ライター
スマホ時代、誰もが抱える目の疲れ。ビタミンA、ビタミンC、ビオチンなど目の健康に必要なものがチャージできる。目の奥の疲れが徐々に改善されていく効果に助けられる。

2位 ソフィーナ iP
「クロロゲン酸飲料 EX1」

入江信子/美容エディター・ライター
美肌は土台を整えることから、さらにその土台を整えるには体の内側から、というブランドの考えを体現した血流ケアドリンク。飲み続けると肌荒れしづらくなり、不思議と肌の調子がよくなりメイクのりもアップする。昨今のインナーケア人気をけん引する1本といえそう。

加藤智一/美容ジャーナリスト
この種のドリンクは飲み続けるモチベーションが大事。こちらは、コーヒー豆由来のポリフェノールということ(かつ、カフェインフリー)、全身の肌の水分量がアップしたという2つの魅力がその意欲になる。 

3位エム・アール・アイ
「プレシャスプロテインプラス」

片岡えり/美容エディター・ライター
味が不満で続けられなかった植物性プロテインを、美味しく飲める奇跡。牛乳やアーモンドミルクに混ぜるとほどよく甘いモカフレーバーに。特別な容器を使わずとも、すぐに溶けて粉っぽさも残らない。さらにミネラルやポリフェノールを含むポリフェミンを配合し、美肌効果や中性脂肪にも働きかけるという女性フレンドリーな点も素晴らしい。深夜仕事の友にすると、満腹感で食欲を抑えられ、この上なくギルトフリー!

藤井優美/美容エディター
分子整合栄養学で検査すると体内でのプロテイン吸収が悪く、これまでもプロテイン摂取を勧められてきたけれどどうも苦手だった。そんな中、初めて“おいしい”と思えたプロテインに出合えた。きちんと体に吸収されるため、体がスムーズに動く、肌のハリ感が高まるなど効果を実感。毎朝欠かさず飲んで、すでに3箱目に突入。

2019年下半期ベストコスメ一覧
美容のプロ55人が選ぶ全18部門の下半期“名品”を発表!

54人の「WWDビューティ 2019年下半期 ベストコスメ」選定委員 ※順不同、敬称略
【美容ジャーナリスト】海野由利子、加藤智一、倉田真由美、近藤須賀子、斎藤薫、永富千晴、吉田昌佐美 、渡辺佳子 【美容エディター・ライター】安倍佐和子、AYAYA、猪狩幸子、入江信子、宇野ナミコ、大塚真里、小川由紀子、片岡えり、平輝乃、巽香、近内明子、中込久理、藤井優美、松村有希子、松本千登世、渡部玲 【美容家】石井美保、岡本静香、神崎恵、小林ひろ美、深澤亜紀、山本未奈子 【メイクアップアーティスト、ヘア&メイクアップアーティスト】KUBOKI、藤原美智子、MICHIRU、村松朋広、山本浩未 【百貨店化粧品バイヤー】入月雅子/三越伊勢丹 化粧品統括部MD、岡部麻衣/三越伊勢丹 化粧品MD統括部マーチャンダイザー、金川いずみ/阪急うめだ本店ビューティー営業統括部化粧品商品部アシスタントバイヤー、寺本知香/松屋 婦人一部MD課バイヤー、望月美穂/大丸松坂屋百貨店 営業本部 MD戦略推進室 化粧品 部長、吉田薫/東急百貨店 ファッション・雑貨統括部 第二ショップMD部化粧品担当 【メディア】梅田美佐子/宝島社「アンドロージー」編集長、加藤さやか/CCCメディアハウス「フィガロジャポン」シニアエディター、木津由美子/ハースト婦人画報社「ハーパーズ・バザー」編集長代理、桐野安子/光文社「美スト」編集長、高橋絵里子/講談社「ヴォーチェ」編集長、中西陽子/マガジンハウス「アンアン」キャップ、松井朝子/ハースト婦人画報社「エル・オンライン」ビューティデスク・「エル・ジャポン」編集長代理【その他】岡部美代治/ビューティサイエンティスト、SAKURA/モデル・ビューティジャーナリスト、曽田啓子/ビューティービジネスプロデューサー、貴子/松倉クリニック代官山・院長、中嶋マコト/モデル・ビューティジャーナリスト、野毛まゆり/美容愛好家
《選定方法》
2019年7~12月に発売された化粧品(リニューアル発売・新色追加を含む)を対象に、選定委員55人が「スキンケア部門」「ベースメイク部門」「ポイントメイク・目元部門」「ポイントメイク・リップ部門」「ポイントメイク・その他部門」「ヘアケア部門」「ボディーケア部門」「インナーケア部門」「美容機器・ツール部門」「フレグランス部門」「新知見部門」「オーガニック・ナチュラル部門」「プロダクトデザイン部門」「ドラッグストア&バラエティーショップ部門」「ADビジュアル部門」「イベント部門」「ストア部門」「ブランド部門」の計18部門で1~3位を選出。1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントで集計し、合計ポイントで順位を決定した。なお、「イベント部門」「ストア部門」は5~9月末までの開催・オープンを対象とした。

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