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丸井と化粧品ECの「ノイン」がタッグ オンライン購入の利便性が向上

 化粧品ECプラットフォーム「ノイン(NOIN)」は12月20日、 丸井が運営するネット通販「マルイウェブチャネル」に出店した。今回の取り組みによって、「マルイウェブチャネル」上で「ノイン」が取り扱う化粧品が購入できるようになるほか、購入した商品は全国のマルイで受け取ることができる。一方「ノイン」でも丸井グループのエポスカードが提供する「エポスかんたん決済」の利用が可能になる。

 今回の取り組みについて「ノイン」の広報担当者は、「オフラインのデータや販売経路を持つマルイと連携できることにより、『ノイン』を介して化粧品を購入するユーザーによりよい体験が提供できる。また、弊社としては他プラットフォームにおける販売データの取得や、出店メーカーの商品露出の拡大が可能になるためメリットは大きい。弊社が目指す“誰でも自分に合う化粧品に、あたりまえに出合える世界”のオンライン上での実現に向けて一歩前進すると考えている」とコメントする。

 また「マルイウェブチャネル」上でも、「ノイン」の強みとする、 読者が求める情報にマッチしたコンテンツの配信を実施予定だ。メーカーオリジナルの商品画像だけではなく、使用感が分かるような写真や動画の掲載。さらに、「マルイウェブチャネル」の特集コンテンツの共同企画なども検討中だという。

 2017年度に丸井が実施した「マルイウェブチャネル」利用者アンケートでは、 「サイトにあれば買いたいと思うもの」の1位に化粧品、 3位に美容・健康関連の製品がランクインするなど、ユーザーの化粧品に対する関心度は高いという。一方でまだまだ化粧品のオンライン購入比率は低く、今回のように知名度のある百貨店グループと新しい化粧品ECプラットフォームがタッグを組むことで購入利便性も高まるので、その比率は高まっていくかもしれない。

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