ニューヨーク発のファッションブランド「ピーター ドゥ(PETER DO)」は12月21〜28日、東京・南青山のセレクトショップのアデライデ(ADELAIDE)に国内初のポップアップストアを開く。
2020年春夏コレクションの先行販売をはじめ、デザイナーのピーター本人が初来日して手掛けたインスタレーションでブランドの世界観を表現する。都会と自然が融合した空間で、ブランド独自の特殊素材“スペーサー(SPACER)”を使ったシースルーのジャケットやプリーツスカートなどを展示する。
期間中に「ピーター ドゥ」の商品を購入した人にはノベルティーとして、デザイナーのピーター・ドゥによる直筆サインとナンバーを入れたタンクトップを先着でプレゼントする(無くなり次第終了)。
デザイナーのピーターはニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)を卒業後、14年の「LVMH グラジュエーツ プライズ(LVMH Graduates Prize)」で優勝。拠点をパリに移しフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)率いる「セリーヌ(CELINE)」で2年間経験を積んだ。その後ニューヨークに戻り「デレク ラム(DEREK LAM)」で1年半デザイナーとして働いた。19年春夏シーズンには自身の名を冠したブランド「ピーター ドゥ」を友人4人と立ち上げた。“問題解決”を軸にしたデザインとテーラリングを得意とし、ミレニアル世代のデジタルマーケティングでSNSでも多くのファンを獲得する。デザイン、パタンナー、プレス、セールスを内製化し、商品の大半はメード・イン・ニューヨークであることも特徴だ。