岩崎学園が運営するファッション専門学校の横浜fカレッジは、Bリーグに所属するプロバスケットボールチームの横浜ビー・コルセアーズ(B-CORSAIRS)のホームゲームで活動しているボランティア“ビーコル ボランティアクルー”が着用するボランティアウエアをデザインした。岩崎学園は、2019-20シーズンから同チームのオフィシャルスポンサーとなっている。
ボランティアウエアの特徴は、チームカラーのネイビーブルーを基調としたベースボールシャツタイプで、背中に大きなエンブレムを配した。
デザインに携わった同校ファッションビジネス科2年の山崎美和さんは、「ボランティアクルーのみなさんに楽しく快適に作業していただけるような、またコーディネートを楽しんでもらえるようなデザインを6人で考えた。シンプルなデザインだが、背中のエンブレムの大きさや文字の配置にこだわった」とコンセプトを説明した。
また、横浜ビー・コルセアーズの小原翼選手は「横浜fカレッジの学生にデザインしていただいたことで、ボランティアのみなさんも喜んでいると思う。僕も横浜市に住んでいるので、より多くの方がボランティア活動を通じてビーコルを好きになって、一緒に地域を盛り上げていただきたいと思う」とコメントした。
“ビーコル ボランティアクルー”は、同チームのホームゲーム(2019-20シーズンは全30試合)での会場設営・撤去、運営のほか、同チームが主催するイベント(出港式、帰港式、パブリックビューイング、選手イベントなど)の運営サポートなどを行っており、横浜fカレッジの学生がデザインしたボランティアウエアをすでに着用して活動している。
同チームは、神奈川県内初のプロバスケットボールチームとして2010年に結成され、約8割のホームゲームを横浜国際プールで行っている。チーム名の「ビー・コルセアーズ」の「B」は“ベイ”“ブルー”“バスケットボール”などの頭文字を、「コルセアーズ」は英語で“海賊たち”“海賊船団”を意味する。