日本発シューズブランドの「フラワーマウンテン(FLOWER MOUNTAIN)」は、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)とコラボしたカプセルコレクションを、1月にイタリア・フィレンツェで開催される「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」で発表する。さらにニューヨーク、パリ、北京、東京、ミラノなどで展示会を行う。ウォルターが描き下ろし、ブランド初となるアパレルを展開する。
「フラワーマウンテン」は、OEMのシューズデザインなどを手掛けていた太田圭輔デザイナーが中国・北京在住のヤン・チャオ(Yang Chao)デザイナーと共同で2015年にスタートしたブランド。ニューヨークのキス(KITH)やイタリアのスラムジャム(SLAM JAM)など海外のセレクトショップでも取り扱っている。11月22日には渋谷パルコにブランド初の旗艦店をオープンした。
ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクは「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」デザイナー兼アントワープ王立芸術アカデミーファッション学科長。1980年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、ダーク・ヴァン・セーヌ(Dirk Van Saene)、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)、マリナ・イー(Marina Yee)、ダーク・ビッケンバーグ(Dirk Bikkembergs)らと共に“アントワープシックス(Antwerp Six)”と呼ばれる。同校では、83年から教壇に立ち、2007年に学長に就任した。