ゴールドウインが海外事業の強化に本腰を入れている。西田明男社長は、7月に開催される東京オリンピック・パラリンピックを「日本経済にとって大きな転機」とし、海外進出を加速させる。
同社の業績は近年好調を維持している。決算発表のたびに過去最高益を連続で塗り替え、2019年3月期にはスキー人気に沸いた1996年から23年ぶりに売上高も過去最高を更新した。ほかの国内大手スポーツメーカーと比較しても営業利益率は特に高く、卸から直営店主体に徐々に切り替えるなどの戦略が実を結んでいる。特に「ザ・ノース・フェイス」を擁するアウトドア事業は絶好調で、一過性のブームでないことを伸び続ける数字が証明している。(この記事はWWDジャパン2020年1月6日号からの抜粋です)
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。