デビアス ダイヤモンド ジュエラーズ(企業)記事一覧
デビアス ダイヤモンド ジュエラーズ(DE BEERS DIAMOND JEWELLERS)は、デビアス グループ(DE BEERS GROUP)とLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が設立した合弁会社。
2001年1月に設立発表し、「デビアス(DE BEERS)」をグローバルなブランドへと成長させる計画を立てた。当時、南アフリカのダイヤモンド鉱業団体はダイヤモンドの原石の需要を高めるべく、さまざまな施策を打っていた。一方、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOは、同社のウオッチとジュエリー部門を拡大し、約600億ドル(約6兆7200億円)規模といわれていたダイヤモンド市場の中で大きなシェアを占めようとしていた。両社は初期投資費用として4億ドル(約448億円)を出資し、その後「デビアス」の独立店舗やハイジュエリーコレクションをローンチした。設立当初はより一般顧客向けのブランドとして成長戦略を掲げたが、度重なるCEOやデザイナーの交代にともないブランドビジョンを変更し続けた。
17年3月22日、デビアス グループはLVMHが所有する50%の株式を取得した。
「デビアス」が日本における店舗戦略見直しで一時撤退
デビアスがLVMHとの合弁会社の株式を買い戻し