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アリアナ・グランデ（人物）

1993年6月26日にアメリカのフロリダ州で生まれる。母親が企業の最高責任者、父親がデザイン会社を経営するグラフィックデザイナーという恵まれた家庭に育った。子供のころから歌うことが好きで合唱団で活動。８歳の時にテレビ中継されているプロ・アイスホッケーの試合で国歌斉唱をする。2008年にブロードウェイ・ミュージカル「13」のシャーロット役でデビュー。10年から子供向けのケーブルテレビの番組『ビクトリアス』にレギュラー出演して人気を集め、「ビクトリアス」のスピンオフ・ドラマ「サム＆キャット」（13年）で主演を務めた。女優活動と並行して、11年にシングル「プット・ユア・ハーツ・アップ」で歌手デビュー。 13年にはファースト・アルバム「ユアーズ・トゥルーリー」をリリースして、ビルボード・チャートで初登場1位を記録。日本ではオリコン・チャート３位を記録した。14年に発表したセカンド・アルバム「マイ・エヴリシング」も、前作に続いてビルボード・チャートで初登場１位を記録。16年にサード・アルバム「デンジャラス・ウーマン」を発表するが、そのワールドツアーでマンチェスター公演を行なった際にライブ会場で自爆テロが発生。多数の負傷者が出る。事件後、グランデはマンチェスターで「One Love Manchester」と題した慈善公演を行い、テロで入院している被害者を見舞った。また、15年には、香水「アリ・バイ・アリアナ・グランデ」をプロデュースして発売。16年にはイギリスのファション・ブランド、「リプシー（LIPSY）」とのコラボレーションした「Ariana Grande for Lipsy」を立ち上げてコレクションを発表した。社会貢献活動に積極的で、ホームレスを支援する慈善活動「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」に参加。初登場1位となったジャスティン・ビーバーとのコラボレーション曲「スタック・ウィズ・ユー」（20年）の売り上げの全てを新型コロナウイルスの支援団に寄付した。また、親日家として知られていて、16年に熊本地震が発生した際には、被災者に向けて日本語でメッセージを発信した。恋多きディーヴァとしてメディアを騒がせたが、21年に高級不動産エージェントのダルトン・ゴメスと結婚した。

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