マーゴット・ロビー(人物)
1990年7月2日、オーストラリアで生まれる。父親は農場主、母親は理学療法士でロビーが5歳の時に離婚。ロビーは母に引き取られ、母の実家の農場で育った。子どもの頃から人前で歌や演技を披露するのが好きで、母親の勧めでサーカス学校に入学。8歳で空中ブランコの技を習得する。高校で演劇を始めて、オーストラリアのテレビドラマ「ネイバーズ」に出演。女優を目指して17歳で渡米して、すぐにテレビドラマ「PAN AM/パンナム」にレギュラー出演が決まる。映画にも出演するようになり、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)でレオナルド・デカプリオが演じた主人公の妻、ナオミで一躍脚光を浴びた。『スーサイド・スクワッド』(16年)で主要キャラクターのハーレイ・クイン役に抜擢。彼女の当たり役となり、後にハーレイ・クインが主人公になったスピンオフ作品「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」(20年)が制作された。実在するスケート選手を演じた「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(17年)でアカデミー賞やゴールデングローブ賞などさまざまな映画賞にノミネートされて演技力が高く評価される。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(19年)、「バビロン」(22年)、「アステロイド・シティ」(23年)など話題作に出演。主役を務めた「バービー」(23年)は世界的な大ヒットを記録した。14年には映画プロデューサーの夫、トム・アカーリート映画制作会社、ラッキー・チャンプ・エンターテインメントを設立。「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」、「プロミシング・ヤング・ウーマン」(20年)、「バービー」(23年)などを制作し、プロデューサーとしても活躍している。また、「カルバン・クライン」や「シャネル」などのアンバサダーにも選ばれ、「ネッタポルテ」誌は18年と19年に彼女をベストドレッサーに選出。24年には「フォーブス」誌によって「2023年に世界で最も稼いだ女優」に選ばれた。
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