ギンザ シックス記事一覧
ギンザ シックス(GINZA SIX)はJ.フロント リテイリング、森ビル、LVMHグループのエル・リアル・エステート、住友商事の4社が開発を手掛ける日本で初めてのラグジュアリー・モール。松坂屋銀座店跡地に加え、周辺を含む2街区を合わせた再開発による圧倒的スケールを誇る銀座エリア最大の商業施設で2017年4月20日開業。初年度売上高は600億円、来館者数年間2000万人を計画する。
コンセプトは「Life At Its Best 最高に満たされた暮らし」。最先端のスタイルと真のラグジュアリー、サービス、環境など全てを高いレベルで提供すること、全ての体験がクリエイティブであり、真に豊かな暮らしや人生を感じることができる施設を目指す。選出ブランドのポイントは「Where Luxury Begins 世界が次に望むものを」。単に高価で高級なものではなく、人生を豊かに充実させる価値のあるモノや体験の提供を目指す。
基本設計と外観のデザインは谷口吉生、内観はキュリオシティのグエナエル・ニコラが担当。インテリアは銀座や京都の残る路地をイメージし、そぞろ歩く楽しみを演出。日本建築や障子、行燈などの光を参考にする。施設名のロゴは原研哉が手掛ける。また、館内には南條生・森美術館館長監修による現代アートの展示空間を設ける。中央吹き抜けのオープニングアーティストは前衛芸術家の草間彌生、リビングウォールアーティストには植物学者兼アーティストのパトリック・ブランとウルトラテクノロジスト集団のチームラボを起用。
上顧客の特別なラウンジ「ラウンジ シックス」には、多言語対応のコンシェルジュが常駐し、館内の飲食店とコラボレーションした特別メニューの提供や、パーソナルスタイリング、メイクアップサービスのほか、文化イベントの開催も予定する。空間デザインは、新素材研究所の杉本博司と榊田倫之が手掛ける。日本の伝統的素材を用い、現代的なディテールを施しデザインする。
商業施設面積は約4万7000平方メートルで、241ブランド(物販210、飲食24、サービス7)が集結。銀座中央通りに面した約115メートルに6つのラグジュアリー・ブランドが2~5層構造の旗艦店を構えるほか、122店舗が旗艦店として出店する。銀座初出店が80店舗、新業態が64店舗になる。
「ギンザ シックス」の全241テナントを紹介
銀座松坂屋跡のモール名「ギンザ シックス」に決定 日本初のラグジュアリー・モール誕生へ