メード・イン・ニューヨーク キャンパス記事一覧

「メード・イン・ニューヨーク キャンパス(MADE IN NEW YORK CAMPUS)」は、アパレルおよびテレビ・映画業界のための工場やスタジオを集めた巨大ハブキャンパス。ニューヨーク市が13億6000万ドル(約1536億円)を投資して2020年に建設予定。場所はブルックリン地区西部のサンセットパーク(Sunset Park)内にあるブッシュ ターミナル(Bush Terminal)。クリエイティブ業界の生産拠点を融合し、アフォーダブルでトップレベルの施設を提供する。

キャンパスは約1万8500平方メートル分のアパレル関連の生産スペースと約9200平方メートル分の映画製作スペースで構成。デブラシオ市長によると、1500人の雇用を生み出すという。また、パターンや縫製、サンプル生産などを行うアパレル企業に対し、約185〜1850平方メートルの小規模なスペースをアフォーダブルな家賃でリースする。ロジスティックスの共有や教育サポートなど、シェアサービスも提供。テナントは25〜35のアパレル企業を予定する。

サンセットパークの住民は、キャンパスの仕事にアクセスできる他、ファッション工科大学(FIT)は、キャンパス近辺のブルックリン アーミー ターミナルでメーカー向けに授業を2コース新設する。