「WWDJAPAN」2024年6月17日号は、“グランパコア”というキーワードを軸に、メンズのリアルトレンドを特集します。“おじいちゃんの着古した服を借りてきた”ようなスタイルの“グランパコア”が今、どのように広がっているのか。セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材を通して背景を考察するほか、各ブランドの24-25年秋冬の推しスタイルを通して見えてくるリアルなトレンドを紹介します。
特集では、なぜ今“グランパコア”が台頭しているのか、その背景をファッション全体の流れから考えるとともに、見開き6ページにわたって計42ブランドの推しスタイルを紹介。今季のテーマや推しアイテムを並べてみると、「トラッド」や「クラシック」な要素を「今」の感覚で自由にミックスする“グランパコア”なトレンドが見えてきます。
特集最後のページでは、「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD)」のメンズコンセプターと、表紙を担当したスタイリストにインタビュー。具体的なスタイルサンプルや着こなし術を通して、古くて新しい“グランパコア”をより深く理解できる内容になっています。
海外ニュースのページでは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)の経営人事をめぐるニュースをまとめて紹介するほか、絶好調「シャネル(CHANEL)」のビューティを手がける3人組「コメット コレクティブ」のインタビューをお届けします。
また「百貨店ウォッチャー」の2人が、商業施設を多角的な視点で評価する連載「ミステリーショッパーが行く!」では、4月にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」にフォーカスします。ギャラリーやイベントスペースに大きな面積を割き「人とのつながり」を重視する最新の商業施設のあり方をリポートします。
巻末の「ファッション&ビューティ パトロール」は、パパとママ、そして子どもたちの「ラン活」を深掘り。おしゃれキッズたちが実際にどんなランドセルを使っているのか紹介するほか、三越伊勢丹のオリジナルランドセルを手がけるスタイリストのMASAHが最新のランドセル事情を語ります。
(COVER CREDIT)
PHOTO:KAZUKI NAGAYAMA
STYLING:MASAAKI IDA
HAIR & MAKE:JUN GOTO, MEGUMI SEKINE
MODEL:HERVE, KAI DE TORRES
ART DIRECTION & DESIGN:RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN : CHIGE(GWISUB JUNG)