最新号紹介

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、「アシックス(ASICS)」を特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイルなど、スポーツでもファッションでも人気が高まっています。

本特集では、競合ブランドに遅れをとっていたランニングシューズの復活物語、短期間で急成長と遂げたスポーツスタイルの改革秘話、「オニツカタイガー」がプレミアム化で成功した軌跡などを多角的にリポートします。24年1月に就任し、アシックスのデジタル経営を主導する富永満之社長のインタビューも必読です。

海外ニュースからは、タペストリーによるカプリ買収の仮差し止めを詳しく解説します。ミニ特集では大手フレグランス4社に香りのトレンドについて聞きました。ファッションパトロールでは、マンションの自宅の1室を書店として営業するユニークなクリエイターを直撃しました。連載も「丸山敬太の“山あり谷あり“な30年」「木村麗のInstagram攻略法」「SNSリクルーティングの手引き」など充実です。

(COVER CREDIT)
PHOTO:OSAMI WATANABE
ART DIRECTION & DESIGN:RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN:CHIGE (GWISUB JUNG)

CONTENTS

FEATURE

  • 「ミュウミュウ」「サンローラン」「マルニ」「ステラ マッカートニー」がお手本 ポリシーを貫き濃厚なコミュニティーを形成するブランドが勝利する

FOCUS

  • ロンドンは30年の若手支援を振り返り 開花した中堅ブランドが活気を生む
  • 新生「ヘルムート ラング」誕生と大御所復帰で湧いたNY
  • パリコレ海外バイヤー評 “上品さと差し色レッド”が合言葉

SERIES

  • OVERSEAS NEWS 米「WWD」の翻訳記事をまとめてお届け!:「クロエ」が新クリエイティブ・ディレクターを任命・アトモスが北米市場から撤退・「コーチ」が米アマゾンに出店など
  • Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:vol.139 花王の“グローバルシャープトップ”戦略に注目 (佐藤和佳子/三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニアアナリスト)
  • 今週のeye:「ピエール・エルメ・パリ」業界人が25周年の祝って集う・「ヴィターレ・バルベリス・カノニコ」はスーツの日本紳士がずらり・「スタッフ・オブ・ザ・イヤー」8万人の販売員の頂点をかけた戦い

EDITORS’ LETTER

  • 「ありがとう」がもたらす幸福度の高い働き方(牧田英子/副編集長)

EDITORIAL NOTE

  • 編集後記 今週の特集お届け隊:「“VIPリレーションズ”の力が見えたパリコレ」 (向千鶴/編集統括、藪野淳/欧州通信員)

FASHION&BEAUTY PATROL

  • 虎ノ門ヒルズ食い倒れ“虎”の巻

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