町田啓太が着る「アンドワンダー」 都市と自然をつなぐ アーバンアウトドア

2021/09/13

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「アンドワンダー(AND WANDER)」は、大のアウトドア好きである池内啓太と森美穂子デザイナーが「山や自然の中でも、街と同じようにファッションを楽しみたい」という思いで2011年にスタートした。ブランド創設以来、世界的ファッションブランド「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」での経験を生かした革新的な素材使いや機能美が光るディテールを武器に、東京という都市からアウトドアを発信してきた。世界での評価も高まる中、今シーズンは「モンクレール(MONCLER)」のクリエイタープロジェクト「モンクレール ジーニアス」からも声がかかり、ブランドの勢いはますます加速しそうだ。今回は、俳優・町田啓太が最新作を身にまとい、東京・渋谷の「アンドワンダー」宮下パーク店でフォトセッションを敢行。東京が拠点ながら、自身は山に囲まれた環境で育ち「アウトドアが好き」と語る彼に、自然の魅力を語ってもらった。
MONCLER
ダウンジャケット「ブンキョー」(2 モンクレール 1952 マン)24万8600円/アンドワンダー
今回のコラボレーションは、「モンクレール ジーニアス」の中でセルジオ・ザンボンが手掛ける「2 モンクレール 1952 マン」とのタッグだ。着想源は“東京”。「無駄が削ぎ落とされた『アンドワンダー』の丁寧なディテールとセンスに感心している。ミニマルな側面を深く追求した今回のコレクションにぴったりだ」と、同氏はパートナーに選んだ理由を語る。ダウンジャケットには「アンドワンダー」の代名詞であるリフレクターを全面的に使い、定番のダウンジャケットに革新的な素材使いという両者のアイデンティティーを盛り込んだ。選び抜かれた縫製工場で仕立て上げたスペシャルな1着にはアイコニックな両ブランドのロゴが並び、特別感を一層引き立てる。他にもバックパックなど、全10型を発表する。

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“機能性とデザイン性の
両方で満足できる存在”
「アンドワンダー」の感性を刺激するセンスと、アウトドアウエアとしての実用的な機能性を追求したものづくりは、今シーズンも健在。今回の撮影について町田は、「個人的にダウンジャケットは軽さ重視なのですが、この『モンクレール』とのコラボダウンはかなり軽量で驚きました。見た目も光沢感は強いけれど、実際に着てみるとスッとなじみました。普段から、動きやすさや過ごしやすさといった機能性で服を選ぶことが多いので、軽快な着心地の『アンドワンダー』を着て撮影するのは楽しかったです」と語る。

また、今回着用した「アンドワンダー」の新作についても触れた。ルック1のフリース プルオーバーは、リサイクルペットボトルと産業廃棄物を原料とした糸から製造した環境に優しいリサイクルフリースを採用。柔らかい着心地で、通気性や断熱性、保温性を備えている。ルック2のレインジャケットは、高機能なパーテックス シールドを使用し、耐水性に優れ、3レイヤーの構造で高い透湿性も実現させた。さらに国内外でのフィールドテストに裏付けされた、快適性を考慮したカッティングなどの実用性に富んだディテールにも引かれたという。「視認性を高めるリフレクターのアイテムへの落とし込みをはじめ、レインジャケットはパッカブルできるものもあったり、温度調節ができるベンチレーションが備わっていたりと、さまざまなシーンを想定したディテールの説明を受けるたびに感動しました。その機能を実際に試してみたくなります」と、自然を愛し、機能性にこだわる町田も納得するラインアップがそろった。

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フリース プルオーバー 3万9600円、パンツ 3万1900円、ネックウォーマー 1万1000円、グローブ 1万4300円、バックパック 2万4200円、サコッシュ 1万1000円、スニーカー(アンドワンダー × サロモン)3万9600円/以上アンドワンダー
「サロモン」とのコラボレーションシューズについても、「トレイルランニングシューズを普段履きもするのですが、このシューズのフィット感は別格。ハイカットで包まれている感じもありながら、とても動きやすかったです。『ファッションは我慢だ』という意見もありますが、僕は我慢しないでいいんじゃないかと思う派なので、『アンドワンダー』のような機能性とデザイン性の両方で満足できる存在はありがたいですね」。都市生活とアウトドアの境界線を軽やかに超えていくブランドのクリエイションは、多忙な日々を過ごす町田がファッションに求める快適性とマッチするようだ。

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“1年中自然と触れられる
環境で過ごしてきた”
東京が拠点の町田啓太の出身地は、群馬県東吾妻町。群馬県の北西部に位置し、岩櫃山や浅間隠山の山々に囲まれた自然豊かな地域で育った。「地元では木登りとか秘密基地づくりとか、山の中で泥んこになって遊んでいました。冬は学校でスケートの授業があり、1年中自然と触れられる環境で過ごしてきた名残りもあるので、アウトドアは今も好きです」。現在もプライベートではウィンタースポーツをはじめ、アウトドア・アクティビティーに勤しむ。「実家から車ですぐ行ける場所にスキー場があったので、スノーボードはよくやっていました。スキューバダイビングのライセンスも持っています。あと、今一番気になっているのはテントサウナ。川沿いでサウナで温まって、そのまま冷たい川に飛び込むのは絶対ハマりそうだから挑戦したいと思っています」。

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レインジャケット 7万1500円、カットソー 1万8700円、パンツ 2万5300円、キャップ 1万5400円、グローブ 1万 4300円、ツールバッグ 1万2100円、スニーカー(アンドワンダー × サロモン)2万6400円/以上アンドワンダー
雪山から海まで足を運ぶアクティブさと、次なるアクティビティーへの探究心を持つ彼に、都会で過ごす中で改めて感じた自然の魅力について聞いてみた。「上京する前は、やりたいことや夢に向かう熱量に溢れた東京という街に引かれましたね。ただ、いざ上京してみるとやはり自分のルーツである地元・群馬の自然のありがたみに気付かされました。特に、人工物がない自然は特別。これからも大切にしていきたいですね」。彼にとって自然は、都市生活で自分自身の原点に立ち返るためになくてはならないもの。都会でさまざまな役柄を演じる俳優としての町田啓太、そして自然の中を駆け回る素の町田啓太———— 。いずれのシーンでも、都市部とフィールドの垣根をなくす「アンドワンダー」のアイテムは彼の心強いパートナーになりそうだ。
町田啓太/俳優
1990年7月4日生まれ。群馬県出身。劇団EXILEのメンバー。テレビドラマや映画、舞台など幅広く活躍する。主な出演作は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」、テレビ東京系ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」、NETFLIX オリジナルストーリー「今際の国のアリス」など。また、テレビ東京とめちゃコミックのコンテスト「僕を主人公にした漫画を描いてください!それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」の主演・審査員を務め、ABEMAで「JAM -the drama-」が放送中。10月放送のドラマ「SUPER RICH」(フジテレビ系 木曜夜10時)への出演も決まっている
ブランド設立当初から一貫して“山で遊ぶ楽しさ”をコレクションテーマに掲げる「アンドワンダー」。2021-22年秋冬も、薄手ながら十分な暖かさを実現した機能素材や、環境に配慮したリサイクル素材を使ったウエアを発表。独特の色彩感覚を生かしたカラーリングは、アウトドア専業ブランドとは一線を画す仕上がりだ。さらに、ブランドが得意とするバックパックやシューズなどの小物も充実している。
SHOP
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目20-10
MIYASHITA PARK South 2F
営業時間:11:00~20:00
※最新の営業時間の詳細はHPをご確認ください
休業日:なし
MODEL:KEITA MACHIDA
PHOTOS:SASU TEI(W)【MODEL & STILL】,
AND WANDER【SHOP】
STYLING:AKIHIRO MIZUMOTO
HAIR & MAKEUP:KOHEY
TEXT:KEI MATSUO(TEENY RANCH)
問い合わせ先
アンドワンダー
03-5787-3460