「グッチ」からサステナブルな新作が発売　日本人アーティストがアート作品で表現も

　「グッチ（GUCCI）」は、サステナブルな素材を用いたコレクション“グッチ オフ ザ グリッド（GUCCI OFF THE GRID）”の新色と“グッチ バスケット”スニーカーの新作を発売した。この度登場した“グッチ オフ ザ グリッド”の新色は、日本先行販売となる新色フォレストグリーンのコレクションで、端材や廃棄物が原材料の再生ナイロン糸「エコニール（ECONYL®）」や、オーガニック、バイオベースの素材を用いたバッグやスニーカーなどがそろう。“グッチ バスケット”スニーカーは、独自開発した非動物由来の再生可能素材“デメトラ”を用いて、ヴィンテージ風の加工が施されたアイテムだ。
　「グッチ」は2018年より自社サプライチェーン全体でカーボンニュートラルを維持しているほか、森林やマングローブ林の保護と再生、環境再生型農業への投資など、自然環境にポジティブな変化を生み出す取り組みを継続している。7月には、エレン・マッカーサー財団の戦略的パートナーとなり、サーキュラーエコノミーへの取り組みを加速させることを発表したばかり。“グッチ オフ ザ グリッド”や“デメトラ”を採用したアイテムのラインナップは、これらの理念を体現している。
　今回の新作発売に合わせて、日本人アーティストとコラボレーションしたプロジェクトを立ち上げた。参加アーティストは、自然のモチーフなどを独自の手法で写真に取り込む三ツ谷想と、廃棄されるダンボールを素材として作品を生み出す儀間朝龍。2人は「グッチ」のサステナブルに根差す新作をどのように表現したのだろうか。