SHISEIDO連載「時めく瞬間。日本の美」

2022/12/02

SHISEIDO連載「時めく瞬間、日本の美」メインビジュアル

「時めく瞬間。
日本の美」

ほとんどの女性がまだ和装だった明治初期の時代から、日本のビューティをリードし続けている資生堂の美意識にスポットを当てる本連載。グローバルプレステージブランド「SHISEIDO」のプロダクトを入り口に、さまざまな分野の表現者たちへのインタビューを通して、現代に受け継がれる「日本の美」の色形や精神性を見出していく。

第一回 池坊専宗 華道家・写真家

池坊専宗華道家・写真家

書家・中塚翠涛

中塚翠涛書家

デザイナー・廣川玉枝

廣川玉枝デザイナー

Coming soon

黒柳徹子女優

始まりは日本初の
西洋薬局、
銀座から世界へ
伝統の型を超えてきた

「SHISEIDO」の美意識

ブランド「SHISEIDO」のアイデンティティーを体現する JAPANESE RED
ブランド「SHISEIDO」のアイデンティティーを体現する JAPANESE RED。ブランドマークの「花椿」からインスピレーションを得た “HANATSUBAKI HAKE ポリッシング フェイスブラシ”(写真右)、デザインと機能の融合でモダンに研ぎ澄まされた “DAIYA FUDE フェイス デュオ”(同左)

創業1872年。⻄洋薬学を学んだ創業者の福原有信が、東京・銀座に日本初の洋風調剤薬局をオープンしたのが資生堂の始まりだ。東洋と⻄洋、アートとサイエンスといった相対するものを独自の美意識で融合し、明治から大正、そして昭和へと時代が激変していく中においても変わらない「美」の精神を貫きながら、新たな価値を生み出してきた資生堂。化粧品事業に進出したのは、創業25年目の1897年。この時にデビューしたのが伝説的な “赤い水”=“オイデルミン” であることはご存じだろうか。ふきとり用化粧水 “オイデルミン” は現在もロングセラーの記録を更新し続けており、100周年を迎えた1997年には7代目が誕生。資生堂の社名を唯一受け継ぐグローバルプレステージブランド「SHISEIDO」の一員にも加わり、現在88の国と地域で愛されている。

どこか耳慣れない響きで好奇心をくすぐる“オイデルミン” という名前は、EU(良い)+ DERMA(皮ふ)というギリシア語が由来。西洋の文化や技術が入り始めた当時の時代変化を、まさに肌で感じていたであろう創業者による命名だ。“赤い水”は、命がいきいきとめぐるイメージの連想から “命の水” とも呼ばれている。資生堂の赤は、スキンケアの起源であり、めぐる命の色なのだ。このアイデンティティが現在のブランド「SHISEIDO」に貫かれていることは、その代表的なプロダクトである “アルティミューン” と ”エッセンシャルイネルジャ”※※ が共に「赤」のパッケージをまとっていることからも分かる。

※    “アルティミューン™ パワライジング コンセントレート Ⅲ”
※※    “エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリーム”

新世代 “オイデルミン” と
共に今春、
さらにめぐる美の境地へ

  • 初代資生堂オイデルミン
    1897 初代資生堂オイデルミン
  • 二代目資生堂オイデルミン
    1918
  • 三代目資生堂オイデルミン
    1935
  • 四代目資生堂オイデルミン
    1952
  • 五代目資生堂オイデルミン
    1954
  • 六代目資生堂オイデルミン
    1968
  • 七代目資生堂オイデルミン
    1980
  • 八代目資生堂オイデルミン
    1997

誕生から126年目の来春、“オイデルミン”は再び大きな進化を遂げる。資生堂の伝統を体現するJAPANESE REDの美意識はそのままに、先進技術や設計においていくつもの世界初を搭載。グローバルに羽ばたいた7代目のロゴ“EUDERMINE”の意匠をリングパーツに継承しながら、佇まいの印象も大胆に刷新。テクスチャーはまるで美容液のように濃厚な「化粧液」となり、これまで積み重ねてきた「化粧水」の概念をみずから超えて23年3月1日、再び時代の最先端へと躍り出る。

(TOP、左から)
“SHISEIDO オイデルミン エッセンスローション”(145mL、税込9680円)※2023年3月1日発売、“SHISEIDO アルティミューン™ パワライジング コンセントレート Ⅲ”(50mL、税込1万3200円)、“SHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリーム”(50g、税込7150円)

ブランド「シセイドウ」のアイデンティティーを体現する JAPANESE RED
2023
“SHISEIDO オイデルミン エッセンスローション”
(145mL、税込9680円)
  • PHOTOS:AKIHIRO SAKAI (TRIVAL)
  • EDIT & TEXT: MIWA GOROKU
  • DESIGN:ANICECOMPANY INC.
問い合わせ先
SHISEIDOお客さま窓口
0120-587-289