「リーバイス®」の“501®”ラバーが150年間生み続けるストーリー

2023/07/20

リーバイス
リーバイス
リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)社は、今から150年前の1873年5月20日、当時すでに販売していたワークパンツのリベットボタンで特許を取得。リベットのおかげで耐久性を増したワークパンツは後に「ブルージーンズ」と呼ばれ、現在に至っている。つまり今年は、「リーバイス®(LEVI’S®)」が“501®”ジーンズを生み出して150周年のアニバーサリー・イヤーだ。

「リーバイス®」はどんな150年を歩み、世界中の、誰もが知っているブランドへと成長を遂げたのか?「リーバイス®」“501®”の150年を振り返りながら、国内外で開かれた記念イベントと、世界中の愛好家が語る“501®”ストーリーを紹介する。
HISTORY
1873年5月20日、リーバイ・ストラウス創業者は、ヤコブ・デイビス(Jacobs Davis)と共に、最初のリベット付きワークパンツで特許(No.139,121)を取得。ここから「リーバイス®」の歴史は始まった。「リーバイス®」の“501®”は、アメリカのゴールデンエイジから戦中・戦後のほか、世界各国の歴史的瞬間やカルチャーを彩り、現在に至っている。ここでは、はじめて“501®”というロットナンバーを使った1890年代以降の「リーバイス®」“501®”の変遷を紹介する。
リーバイス
リーバイス
  • '1890

    アンダーウエアやパンツの上から着用する、腰回りのゆったりしたオーバーオール。右後ろのシングルポケットには、今と変わらないアーキュエットステッチ(バックポケットの二重のアーチ)が描かれている
  • '1901

    左側にもバックポケットを追加。現在の“501®”の原型が完成した
  • '1922

    ベルトループを追加した
  • '1936

    バックポケットにレッドタブを追加。バックポケットのリベットをカバーし、サスペンダーボタンを撤去した
  • '1953

    レッドタブの表裏には白糸の大文字で「LEVI’S®」のステッチが入った。通称は「BIG “E”」
  • '1971

    レッドタブには白糸で大文字と小文字を組み合わせた「Levi’s®」のステッチが入った。通称は「small “e”」
「リーバイス®」は2023年5月、サンフランシスコでイベント「501® エクスペリエンス(501® Experience)」を開催し、特許の取得からちょうど150年にあたる同月20日には、世界の各都市で音楽イベントも開催した。サンフランシスコでは歴史的なアーカイブジーンズを展示したほか、自分だけのメード・イン・サンフランシスコのジーンズを作る機会を提供。一方東京では、20日の深夜にヒップホップ界最高峰のグローバルフェス「ローリング・ラウド」とタッグを組んだクラブナイトショーを開催。リーバイス®原宿フラッグシップストアではミュージシャンのUAとアーティストのリーバイ・パタ(Levi Pata)によるアート&ミュージックのスペシャルライブのほか、“501®”をステンシルやカリグラフィ、シルクスクリーンなどでカスタマイズができるワークショップを開催。週末は、カスタマー自らがペイントなどを楽しめる機会で150周年のお祝いを盛り上げた。さらに東京メトロの銀座線と丸ノ内線ではアニバーサリートレインが走り、ドアや床、中吊り、ビジョン、吊り革などが「リーバイス®」仕様に。
EVENT IN
SANFRANCISCO
EVENT IN SANFRANCISCO
リーバイス
リーバイス
EVENT IN TOKYO
リーバイス
リーバイス

「リーバイス®」は、電車に使用したリアルデニムの中吊りを10名様にプレゼント。詳細は、下のリンクをクリック。
STORY
みんなの日常着として、そして普遍的なスタイルアイコンとして150年に渡り愛されている「リーバイス®」の“501®”には、それぞれが最高のストーリーを持っている。そこで、国内きっての“501®”ラバー12人に、「リーバイス®」や“501®”との思い出などを聞いた。
GREATEST STORY
EVER WORN
GREATEST STORY EVER WORN
「リーバイス®」は“501®”の150周年のアニバーサリーイヤーにあたる今年、「Greatest Story Ever Worn(最高の物語を穿こう)」というキャンペーンを展開している。これは、誰にも“501®”との最高の物語が存在することを、実話の紹介で表現するもの。大切な一頭の牛を“501®”と交換したジョージアの首都トリビシの青年の物語や、交通事故で脛の骨を真っ二つに折ってなお、穿いていた“501®”が裁断されることを拒んだ米オレゴン州の青年の生き様など、世界中に数えきれないほど溢れている“501®”との物語をピックアップしたものだ。キャンペーンストーリーは、特設サイトやYouTubeで順次公開中だ。
リーバイス
EVERYONE’S “501®”
1873年に原型が生まれ、現在まで続くスタンダード“501®”。150年間、作業着として、カウボーイのユニホームとして、ファッションピースとして、“色褪せないジーンズの金字塔”は世界中の人々に穿かれ続けている。老若男女に愛される理由の1つは、常に時代の真ん中をいくストレートであること、そして毎シーズンの豊富なバリエーションだ。“501®”と一括りにしても、時代によってシルエットも違えば、デザインや色などは多種多様。すべての人の“最高の1本”が必ず見つかると言っても過言ではないのだ。定番から最新作まで、今注目すべき“501®”を紹介する。
問い合わせ先
リーバイ・ストラウス ジャパン
0120-099-501