ゴルフマーケット、依然熱量高し！　“ゴルフ特集2024”

「クワイエット ゴルフ」は、グラフィックデザインや建築、アパレルなどにルーツを持つ3人が米カリフォルニア・コスタメサで2021年に開始。公式サイトではコスタメサやマイアミにある名コースのゴルフ場をフォトジェニックなビジュアルで紹介し、ブランドの世界観を伝えている。日本ではイルグォットクリエイティブ（赤松亮CEO）がライセンス契約を結び、24年7月から同社で企画した商品をECで販売している。

「ローカルゴルフ」は、「Look Cozy, Act Politely./見た目はユルく、礼儀は正しく」をコンセプトに、ブランドプロデュースやマーケティングなどを手掛けるWIPの松木優CEOが2022年に立ち上げた。ストリートブランドやライフスタイルブランドと積極的にコラボレーションを行っている点が魅力の1つ。昨年5月に発売した、「10匣（テンボックス）」とのコラボが好評だったため、24年7月末にコラボ第2弾を発売した。

「アンバインド」は、2021年に販売開始したゴルフブランド。08年にスノーボードウエアメーカーとしてスタートしたエーチームデザイン（蓜島文雄社長）が手掛けている。スノーボードやスケートボード用ウエアの企画でつちかったデザイン力と機能性を融合しており、ゴルフ帰りにそのまま街に出掛けられるファッション性が支持につながっている。看板商品はグローブで、フィット感や通気性を追求すると共に、色柄バリエーションも豊富に提案。

「サーズデイゴルフィンブッチャーズ」は、ユナイテッドアローズやデザイナーズブランドで商品企画を担当してきた松井勇気ディレクターが、2024年に開始したブランド。レオパード柄のポロシャツや松井氏がボールやクラブなどを描き込んだ柄の開襟シャツなど、ファッション感覚の提案が強み。長い業界経験で得たネットワークを生かし、中国の工場と直接取引することで、凝ったデザインや機能素材に対してコスパのよさを実現している。