いよいよ発売!「サカイ」初のバッグ・コレクション全貌を公開
「サカイ(SACAI)」は2017年春夏にブランド初のバッグ・コレクションをローンチする。デザインのカギになるのはウエア同様、阿部千登勢デザイナーが探求し続ける“ハイブリッド”の美学。デザインパートナーとして、バッグ作りに精通するケイティー・ヒリヤーを起用し、2人のクリエイティビティーを融合することで現代女性に向けた新しいバッグを生み出した。ファースト・コレクションでは、クラシカルな定番バッグの原型を掘り下げながら、異なる形のアイテムや素材をハイブリッドした「サカイ」らしいトートやサッチェルなど6型をそろえる。3種類のストラップを自由に組み替えられたり、フラップを内側にしまえたりと、いろいろな持ち方を楽しめるのも大きな特徴だ。中心価格帯は10万~20万円で、全てイタリアで生産している。
同コレクションは、パリ・ファッション・ウイークでのショー直後にパリのセレクトショップ、コレットで先行発売。その後、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマンやロンドンのセルフリッジ、ソウルと香港の直営店など世界各国でローンチし、いよいよ日本に上陸する。国内では、まず1月18~24日に伊勢丹新宿店本館1階バッグ・プロモーションで行うイベントで先行発売し、28日には東京・南青山の旗艦店とドーバー ストリート マーケット ギンザで販売を始める。また、25~31日には阪急うめだ本店3階のコトコトステージ31で、2月1~7日には銀座三越1階のグローバルメッセージでも展開予定だ。
S001
“S001”は、クラシックなキャンバストートとレザーバッグのデザインを融合。フラップを内側にしまい込むとガラリと印象が変わる。異なる質感のレザーを組み合わせたオールブラックとオフホワイト×グリーン×ネイビーのモデルは各15万6000円。編み上げた籐(トウ)と黒のレザーをハイブリッドしたモデルは16万6000円。
S002
“S002”は、“S001”のスモールサイズ。小ぶりだが、マチも広く収納力は高い。オールブラックとグリーン×ネイビー×オレンジで提案するレザーモデルは、各12万8000円。編み上げた籐(トウ)×黒のレザーのモデルは13万8000円。
S003
“S003”は口金の付いたコインパースをダッフルバッグの両サイドに加えたアイテム。付属するチェーン、レザーのハンドル、スエードのショルダーストラップを組み替えることでさまざまな持ち方が楽しめる。質感のコントラストで見せるブラックとブラック×ネイビーは各22万円。光沢感のあるクロコダイル×ミンクファーのラグジュアリーなモデルは148万円。
S004
“S004”は、イギリスで学生カバンとして用いられるサッチェルバッグをベースに、背面に口金付きのポーチをドッキングしたデザインが特徴。本体と異なる色のレザーハンドルと、スエードのショルダーストラップを付属する。ブラックとブラック×ネイビーのレザーモデルは各15万7000円。128万円のクロコダイル×ミンクファーモデルも用意する。
S005
“S005”は馬蹄型のコインパースから着想したショルダーバッグ。スタンダードモデルには、本体と異なる色のレザーハンドルと、スエードのショルダーストラップ、チェーンを付属する。ブラックとネイビーの2色展開で、各10万8000円。ボディーに金のリベットを飾ったオールブラックモデルには、チェーンとレザーハンドルに加え、フリンジのストラップが付く。価格は13万8000円。
S006
“S006”は、ミリタリーのランドリーバッグをオーバーサイズで現代的に作り変えたアイテム。手持ち、肩掛け、斜め掛けと3ウエイで使え、男性からも支持されそうだ。キャンバスとレザーをハイブリッドしたネイビー×ブラックとオフホワイト×グリーンの2色展開で、価格は各12万8000円。
阿部千登勢/「サカイ」デザイナー
もともと知り合いのケイティーとは以前から一緒に何かしたいと話していて、さまざまなアイデアを出し合う中で、今回のバッグ・コレクションが生まれました。洋服も自由に作っていますが、まず私が着たいと思えるものではないと始まらない。なので、やはりバッグにおいても“日常の上に成り立つデザイン”であることが大切ですし、自分自身が持ちたいものを作ることを目指しました。ビジネスとしてもバッグは洋服とは違うと思いますので、特にバッグは「サカイ」のエターナルになるものにしていきたい。新しく面白いものを提案することで、「サカイ」のことを安心して見てくれている皆さんをいい意味で裏切り、常にドキドキさせるような存在でありたいです。
ケイティー・ヒリヤー/デザインパートナー
千登勢とこのプロジェクトに携わる機会を持てたことに、とても興奮しました。素晴らしいブランドはたくさんありますが、その中でも「サカイ」は革新的。常に新しさを感じると同時にとても「サカイ」らしいユニークなクリエイションを続けています。バッグを制作する上で最も重要なのは、どのようなバッグにしたいかというビジョンを持つこと。皆にとって完璧なものはできないので、顧客と向き合うが大切です。しかし、そのデザインは同時に「サカイ」らしく感じられなければならず、千登勢のような素晴らしい思考プロセスこそ、とても重要なのです。今回誕生した「サカイ」のバッグは、ラグジュアリーでありクレバー、そして、見た瞬間に人々を笑顔にする魅力があります。これらはあなたが知っているようで、全く見たことのないバッグです。
sacai
03-6418-5977