藤原ヒロシの考えるラグジュアリーとは?
藤原:贅沢……僕は感じたことがないかな。決して裕福な家に生まれたわけではないけれど、かといってお金に困ったこともなくて、子どもの頃から今に至るまで、そのときどきで、自分のキャパシティのなかでできる最善のことを楽しんできました。それほどお金を持っていない若いときは、お金がないなりに楽しんでいたし、まわりで高級車に乗っている人がいても、それをうらやんだことはない。いつかはいいクルマに乗りたい、いつかは高級マンションに住みたい、みたいな野望を持ったことはないし、今もまったくない。だから、贅沢というものを感じたことはないんです。
藤原:その感覚もまったくないですね。不便なのは嫌だし、そもそも僕は退屈が大嫌い。どこに行くときもMacbookとiPhoneは欠かせないし、快適なネット環境や電源も必須です。ひとりで何もせずにぼーっと過ごすということはしたくないし、僕にはできない。だから刑務所とか絶対に入りたくない(笑)。
高級なものが嫌いなわけではないので、あえてエコノミークラスに乗って安宿に泊まるようなバックパック旅をすることもない。ファーストクラスに乗れるタイミングがあったら乗るし、高級ホテルに泊まれる機会があればそこに泊まる。でも、それが贅沢だという感覚はありません。
藤原:僕はここ数年、年に1回ほど、ヨーロッパをクルマで旅しているのですが、そういう非日常を味わう体験こそ、自分にとっての贅沢なのかもしれません。
あと、身近なことだと、最近、新潟に住んでいる友だちの家に遊びに行ったんですよ。なぜかというと、その家にはこたつがあるから。都会に住んでいると、こたつってなかなかないでしょ。どうしてもこたつとみかんが恋しくなって、ふらっと遊びに行ったんです。ちょっとしたことだけど、観光やバカンスではなく、何か特定の目的を持って旅をすることは、体験として贅沢と言えるのかも。
藤原:コンシェルジュ・サービスを積極的に活用するのがいいと思います。僕自身、日頃からよく利用しているのですが、それは贅沢というよりも、単純に便利だから。ヨーロッパをクルマで旅しているときも、現地でのホテルの予約はクレジットカードのコンシェルジュ・サービスに頼みます。まったく土地勘のないところを旅していても、電話一本ですぐにその街のホテルを予約してくれますから。
ホテルのほか、航空券もコンシェルジュ・サービスに頼んだほうがスムーズに予約できるし、料金的にも安かったりする。使ったほうが得というよりも、むしろ使わないと損だと思います。
1964年三重県伊勢市生まれ。〈フラグメントデザイン〉主宰、音楽プロデューサー。ファッション、アート、デザイン、音楽など多彩な分野で活躍している。
アメリカでスタートした富裕層向けクレジットカード「ラグジュアリーカード」が2016年日本に上陸。その最大の特徴は、カードに金属素材を採用していること。Mastercard® Titanium Card™とMastercard® Black Card™はどちらも表面にステンレス、そして裏面にカーボン素材を採用。Mastercard® Gold Card™は24金コーティングが表面に施されたラグジュアリーな仕様になっている。
世界210カ国以上、4330万ヶ所以上のMastercard加盟店で利用できるこのカードは、国内外のネットワークと知識を備えたコンサルタントが24時間体制でサポートする「コンシェルジュ・サービス」のほか、予約困難な名店や隠れ家的レストランの席の確保、世界中1,000以上の空港でラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」、海外出張や旅行の際に出発・帰国時の手荷物を最大3個まで宅配する「国際線手荷物宅配無料」など、プレミアムなサービスも充実。メンバーだけが享受できる極上のサービスをぜひ体験してみては?
PHOTO BY KAZUFUMI SHIMOYASHIKI
TEXT BY ISSEY ENOMOTO
問い合わせ先
ラグジュアリーカード
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