インフルエンサー座談会 今どきの動画事情

2017/03/27

左から女優・モデルの伊藤寧々、モデルの小澤しぇいん、石川晶子、黒田瑞貴
Photo by SHUHEI SHINE
 若者たちから支持を集めるインフルエンサーの4人が、リアルな恋愛観をぶっちゃける座談会を開催。女同士のバチバチな雰囲気や駆け引き、騙し合いなど、Amazon プライム・ビデオで放送中の「バチェラー・ジャパン」を見た感想と共に、思い思いの意見が飛び出す。彼女たちの恋愛観は狙った男をモノにするための処方箋となるか!?

普段、どんな動画見てる?

石川晶子(以下、石川):ユーチューブが基本だけど、Amazonプライムにも登録してるからよく見る。

黒田瑞貴(以下、黒田):私もユーチューブが圧倒的に多いかな。

小澤しぇいん(以下、小澤):ドラマも落ちてるから、暇な時にチャチャッて見る感じ?

黒田:趣味っていうか、ゲームとダイビングの動画とか。あと、“やってみた”系。ツイッターに友だちがタグ付けしてるのも見るし、自分でもアップしてる。

伊藤寧々(以下、伊藤):私は直接LINEにURLを貼り付けて友だちと共有しちゃう。コレめっちゃ面白いよーみたいな。

石川:私は絶対お笑い系。あとはダンスとK-POPかな。最近のお気に入りは、ちょっと前に流行った小栗旬のモノマネの人。その前に見つけてみんなに見せまくった。

小澤:分かる。私もお笑い系が好き。最近はブルゾンちえみと、ペットを飼ってるから動物モノも多いかな。でも、基本笑えるやつ。

伊藤:私はミュージックビデオがメーン。バックナンバーは定番で、あとはボゥディーズ。ボーカルの見た目から想像できないパワフルな声が好き。

黒田:最近、テレビ見なくなったよね。スマホとPCでしか見なくなった。

伊藤:PCで見る?

黒田:うん。ドラマとかも毎週見てるよ。テレビを付けてもPS4を繋いで動画を見ちゃう。脱力タイムズ(※全力!脱力タイムズ)がめっちゃ好きなんだけど、それも動画。早送りできるし、好きな企画だけピックアップもできるから便利だし。

「バチェラー・ジャパン」
女だらけのバチバチ心理戦

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伊藤:見ていてバチバチな感じが面白いけど、私はあの中じゃ戦えないなぁ。すぐに脱落しそう(笑)。出演者はみんな自分のアピールポイントが分かっているから、自分をストレートに出している人を見ると感心する。出せない人がいるとすごく共感できる。

小澤:分かる!私も積極的な方だと思うんだけど、実際あの多人数で、ピリピリバチバチだったら、怖くなっちゃって「どうぞ、どうぞ」って譲っちゃうかもしれない(笑)。でも、マウンティングとか駆け引きとか、女子のドロドロしたシーンは見てる分には大好き。

黒田:私は全てに対して身を引くタイプだからなんとも言えないけど、1話で最初にバラを渡されたナレーターの人(鶴愛佳)に対して、KONANさんが「なんであの子が選ばれたのか分からない」ってコメントしていたのがすごい衝撃的で(笑)。

石川:私、KONANさん知り合いなんだよね。身内目線というか、普段は明るくてサバサバしてるから、あのガツガツ行く感じは不思議な感覚だったな(笑)。女性が25人もいるから、自分と似ている人もいるし、真逆な人もいて。だから自分の思ったことをズバッと言ってくれるKONANさんには共感する。

小澤:自分では持っていない、あの強さはうらやましい。

伊藤:オォォッって思う(笑)。ストレートに自分の意思表示ができる人ってかっこいいよね。

小澤:あと、久保さんがイケメン!今のところ全話見てるけど、回数を重なるごとに魅力的だって思うし、女の人ってやっぱりこういう人に憧れるよなぁって。周りには結構チャラい人が多いから、余計に大人な感じの人に惹かれるな。ガツガツしていなくて余裕がある。

黒田:どっしり待ってる感じだよね。女性が「久保さ〜ん♡」って集まってくるわけだし(笑)。

伊藤:余裕のある人には惹かれる。私は喋るのがゆっくりで、考えるのもゆっくりだから最後まで話しを聞いてくれる男の人がいいな。包容力っていうか優しい人。

石川:とりあえず大人ってことだよね。

全員:おとな〜!

小澤:いろいろな経験をしてきたことが滲み出てる人は良いよね。女の人に対しても、しっかり一人ひとりと向き合っていて。焦りがないっていうか。

石川:私も根本はしぇいんちゃんと一緒。でもどこか、子どもっぽいところがある人が好きかな。落ち着いていてはほしいけど、大人過ぎてクール全開な人は少し苦手かも。一緒にいて楽しい人、ギャップなのかな。

黒田:私は22歳なんだけど、昔は22ってもっと大人だと思ってたけど、実際になってみるとそんなに大人じゃない。同い年の男の子も子どもだし、価値観が近い人がいいかな。だから大人過ぎないってすごく分かる。

小澤:やっぱり、久保さんのことを好き過ぎる感じがちょっとこわい……鶴さん。

黒田:手紙を鶴に折って渡す!

小澤:でも、まだメンバーに残ってるよね。久保さんの前だと「久保さ〜ん♡」て感じだけど、女の子の前になるとみんなを睨みつける、こわいー。

石川:私はKONANさんが知り合いなので、普段見られない彼女を見てるのが楽しいかな。

伊藤:目線とか表情が所々で変わるシーンがたくさん出てくるから、人間の心理を表していると思う。本当につかみたいものの前で、目の色が変わる瞬間とか、人間やっぱりそうだよなって。

見た後は友だちとシェアして盛り上がる

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黒田:友だちと話してたんだけど、実際に自分が参加してたらこんなにストレートに「あの人が嫌い」とか、あやふやな理由で「あの子ムカつく」とか言えるのかなって。結局、それだけ久保さんのことが好きで、本気なんだろうねってことになった。普段ドラマを友だちと見ようとは思わないけど、「バチェラー」に関してはドッキュメンタリーみたいだから、意見が欲しくなる。

石川:私はとりあえず一人で観て、後は友だちとLINEで共有してる。

伊藤:私は女友だちと見たいかな……。

小澤:私は絶対男の子と。女っていうのはこうなんだっていうところを見せつけたい(笑)。勉強しろ!みたいなね。

全員:(笑)。

石川:久保さんて、意外にいい人だよね(笑)。最初はCMで澄ました感じで「乾杯!」って気取ってる感じがして、友だちと想像の久保さんを作り上げてあーでもない、こーでもないって話で盛り上がってた。でも、実際に見たら紳士で優しい。

黒田:1話の自己紹介のシーンで、車から降りてきた途端に「ウエ〜イ」ってタメ口でハグしてるゆきぽよ(木村有希)ちゃんには驚いた。ここ日本だよね?って思っちゃった(笑)。

小澤:女の人って、男の人の前だと声のトーンが上がるんだなって思う。私は好きな人の前では話せなくて、影から見つめるようなタイプ。だから、好きな人に積極的になれる人を見ると感心する。かわいく見られたくて女っぽい仕草をしたり、声が1トーン上がったり。自分じゃわからないから。

伊藤:ハグすることもアピールの一環だとすれば印象には残るよね。参加者が25人と多いから、その作戦を実行に移せる行動力がないと埋もれちゃうもんね。

小澤:でも、最終的に意外な人と付き合ってほしいな。ゆきぽよちゃんとか、少しこわいなって思う人が、意外な展開で久保さんとくっついたりしたら……。でも、計算高い鶴さんとできちゃったりするかも。

石川:KONANさんが好きだけどな〜。

黒田:私も。

伊藤:私はみんな応援したくなっちゃう。女子ウケならKONANさんだと思うけど。

黒田:今のところ、久保さんはいろいろな人の意見をストレートに受け入れて、信じちゃうタイプのような気がするから、自分の見せ方が上手というか、おしとやか風な子が残っていくのかな?

小澤:ね、久保さんに会ってみたくない?

全員:みた〜い!!!

黒田:25人の女性の中から、結婚に対して真剣な人を選びたいって言ってたけど、真剣の基準は何なのか聞いてみたいな。

石川:女性だと分からない部分もあるよね。

バチェラーとデートするならあんなこと

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小澤:久保さんとデートできるならどこに行きたい?

黒田:普段行けないところに行って、奇想天外なことしたい。スカイダイビングとか。絶対に思い出に残るやつ。

伊藤:普通のデートが良い。お金をかけずにピクニックみたいな。久保さんの素を見てみたい。

小澤:私が参加者なら、絶対におうちデート。誰かが結婚するかもしれないのに同棲もしてないじゃん。だから、久保さんが家でどういうふうに過ごしているのか知らないわけでしょ。一番生活感がわかると思うから、家にいる久保さんを見てみたい。

黒田:自分が参加したら、どんどん性格が悪くなっていきそうだなぁ。久保さんに会えばきっと好きになるだろうし、自分のモノにしたいと思うだろうから、他の24人を蹴落としたいって気持ちが芽生えるかもしれない。みんなに良い顔することに必死になりそう、女の子にも。私は陥れるタイプだから(笑)。

全員:(笑)。


【バチェラー・ジャパンについて】

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 1人の独身男性が25人の女性たちとさまざまなデートを繰り返しながら、運命のパートナーを探す恋愛サバイバル番組。日本ローカル版の「バチェラー・ジャパン」では、成功を収めたIT企業の元社長、久保裕丈がバチェラーに。趣味はキャンプとキックボクシング、音楽フェスで、先日立ち上げたミューズコーを売却し、次の冒険と理想の女性を追い求めている。同作は、現在までに7話が放送され、セレブなデートやゴージャスなパーティーの一方、女同士の激しい嫉妬や騙し合いなどの人間ドラマも熾烈を極める!
バチェラー・ジャパン公式アカウントでは、毎週月曜日に公式アカウントをフォローして質問に答えるだけで、番組内で行われたような豪華デートが当たるバチェラーチョイスを開催している。
 1人の独身男性が25人の女性たちとさまざまなデートを繰り返しながら、運命のパートナーを探す恋愛サバイバル番組。日本ローカル版の「バチェラー・ジャパン」では、成功を収めたIT企業の元社長、久保裕丈がバチェラーに。趣味はキャンプとキックボクシング、音楽フェスで、先日立ち上げたミューズコーを売却し、次の冒険と理想の女性を追い求めている。同作は、現在までに7話が放送され、セレブなデートやゴージャスなパーティーの一方、女同士の激しい嫉妬や騙し合いなどの人間ドラマも熾烈を極める!

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