リョージ イマイズミ（以下、R）：まだ、CHIHARUが19歳くらいだったよね、最初に一緒に仕事したの。そのあと、すぐにブレイクしちゃって。その活躍を見るの、うれしかったな。

CHIHARU（以下、C）：わー、ありがとうございます！ リョージさんと、初めて撮影でお会いした時（ヘアスタイリングに）「お箸使ってるー！」ってびっくりしました（笑）。

R：（笑）。雑誌の撮影だったかな。

C：今日もお箸が大活躍でしたね。パッツン前髪のスタイルも久しぶりで、心躍りました！

R：前髪、似合うもんね。全体的にストレートヘアって重たく見えがちだから、今日は、質感は重たくし過ぎずに動きのあるストレートにしたかったんだ。

C：このお仕事をしていると自由に髪型を変えられないから、こうして時々好きなヘアにしてもらえると、テンションが上がりますね。

R：そうだよね。よかった、今日は。

C：ランウェイに立つ時も、服はもちろん、ヘアメイクまで決まると、意気込みもグンと上がりますね。勇気がもらえるというか。

R：そっかぁ。

C：モデルをやっていてうれしいのは、「本当に（印象が）変わるね！」と言われることなんです。

R：こちらも、ヘアメイクでどんな印象にもなれる、それこそ“七変化”してくれるモデルさんだとやっぱりやりがいがあるんだよね。出来上がっているアートなのか、はたまた白いキャンバスなのか。CHIHARUは、後者だと思ってるんだ。

C：ありがとうございます。これからも頑張ります！

Chiharu
モデル。高校卒業後、単身渡仏しパリコレデビュー。以来、ビッグメゾンのランウェイを務める他、雑誌や広告で注目を集めている。

Ryoji Imaizumi
ヘアスタイリスト。16歳で渡米。東京やニューヨークを拠点に国内外のコレクションや、広告、モード誌などでもスタイリングを手がける。