「私にとって、ジュエリーはお守りみたいな存在。何かを頑張りたい時に願掛けのように思い切って買うことが多いですね。最近だと……、“今年も頑張るぞ”と思ってリングを購入したり。ジュエリーって、その瞬間の自分の思いを込めたくなるというか、やっぱり女性にとって特別な存在だと思います。私は仕事柄、役を演じる際にさまざまなジュエリーを身に着ける機会も多いので、自分以外のあらゆる人の人生を生きる分、自分自身は思い入れのあるジュエリーをずっと身に着けるようにしています」
「実はブシュロンのジュエリーを身に着けるのはこれが初めて。ラグジュアリーなものですし、スペシャルなシーンにぴったりなジュエリーだと思います。でも、今日実際に身に着けてみて“あれ、普段のカジュアルな服装でも合わせられるじゃん!”って(笑)。それこそ自分のお守りとして、いつどんな時でも愛用したいジュエリーですね。どれか1つを選んでというよりは、いろんな素材や別のアイテムとも重ね着けをしてもっと自由に自分らしくジュエリーでコーディネートを楽しみたいです」
動画「ぼくの宝物」での猫との共演はいかがでしたか?
キャラクターに声をつけるというのは楽しいですよね。今回は、「私の声を生かして」ということだったので難しい部分もありましたが、仕事としても、猫好きとしても、楽しかったです。
ご自身も愛猫家と知られていますが、猫はどんな存在?
私、もともと犬派だったんです。というより、実家では犬を飼っていて、生まれたときから動物がいない生活をしたことがなくて……。上京して初めて自分で飼ったのが今いる猫ちゃんのニコ。女の子なんですけど、すごく天邪鬼で、甘えたいけど近寄ってこなかったり、甘えたくてこっちに来るけど、私が近寄っていくと逃げたりとか、気分屋です。ニコは妹であり、姉であり、だけど同居人のような適度な距離感もあるし、いろんな役割を担ってくれる存在ですね。
「あなたの“タカラモノ”はなあに?」と聞かれたら?
“タカラモノ”……うーん、そうですねぇ。私も、目に見えない幸せの形かなと思います。ニコと過ごす時間は、一人で住んでいたら起こらないであろう出来事が起きたり、沸き起こらない感情が出てきたりするんですよね。ニコの存在自体はもちろん大切ですけど、彼女がもたらしてくれるそんな時間も“宝物”ですよね。ジュエリーも同じで、ジュエリーそのものももちろん大切だけど、それを持ったときに自分がどう感じるのかなど、そういうものこそが“宝物”なのかなって思います。