WWD japan

The Complete Archive

2000号分の表紙に見る
ファッションと時代のトレンド

デジタルとストリートで変わる
ファッションシーン

 2010年代はストリートとデザイナーズブランドの関係がよりいっそう密になり、ランウエイにもストリートの影響を受けたルックが登場した。特に象徴的なのが、リカルド・ティッシが08年から17年まで手掛けたメンズの「ジバンシィ」だ。また、ファッションシーンの在り方も大きく変貌した。ショー直後に商品を購入できる“シーナウバイナウ(見て、すぐ買える)”システムは、これまでの概念を覆して新しいビジネスモデルを生み出した。いち早く導入した「バーバリー」をはじめ、複数のブランドが継続してこのシステムを採用している。もう一つ、大きな特徴といえるのが、女性の社会進出を後押しする女性デザイナーたちの活躍だ。「ディオール」は史上初の女性デザイナー、マリア・グラツィア・キウリを起用し、伝統あるブランドに新しい命を吹き込んだ。

See Now, Buy Now / デジタル時代の「見て、すぐ買える」コレクション
See Now, Buy Now
デジタル時代の
「見て、すぐ買える」コレクション
Female Designers / 女性デザイナーによる女性のための服
Female Designers
女性デザイナーによる
女性のための服
Luxury Street / ストリートとラグジュアリーが密な関係に
Luxury Street
ストリートとラグジュアリーが密な関係に

Photos by Fairchild Fashion Media

wwd japan 2000issue

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キャンペーン期間:2017年12月26日(火)まで

wwd japan 2000issue - Cover

Contents

2000号特別インタビュー&対談
特別号ならではのロングインタビューや対談が実現!
インタビュー:「サカイ」阿部千登勢デザイナー
対談:設楽洋ビームス社長×重松理ユナイテッドアローズ名誉会長、森英恵デザイナー×中里唯馬「ユイマナカザト」デザイナー
ファッションの歴史を振り返る
1979年に創刊した「WWDジャパン」のバックナンバーと共にファッションの歴史を振り返る。80年代のDCブーム、90年代のバブル崩壊後の苦戦、00年代のファストファッション隆盛とネットショッピング時代、10年代の話題のコラボまで、各年の話題を1ページごとに紹介する保存版。
あのデザイナーの心に残る一言
39年間の歴史の中で取材した業界人は数知れず。中でもこれぞ、と編集部が厳選した名言を年代別に紹介。また私たちの記憶に残るエポックメイキングなコレクションルックを年代ごとに見開きで掲載する。
次世代を担うネクストリーダーに直撃
黒河内真衣子 「マメ」デザイナー/小木“POGGY” 基史 ユナイテッドアローズ&サンズ、ユナイテッドアローズ原宿本店ディレクター/遠藤彩香 スタイリスト/井野将之 「ダブレット」デザイナー/五宝賢太郎 靴職人/長尾悦美 高島屋 バイヤー/関山和秀 スパイバー取締役兼代表執行役/YOON 「アンブッシュ」デザイナー/TOKYO BASE 社長 谷正人 etc..