カマラ・ハリス次期米副大統領の米「ヴォーグ」表紙が物議を醸しましたね。スタイリングがカジュアル過ぎて「無礼じゃないか」とか「クオリティーが低い」「ホワイト・ウォッシュしてないか」などの批判や憶測が噴出。「『ヴォーグ』なのに」という声も多く、米「ヴォーグ」の表紙への期待値の高さというのも感じました。
もしも私が編集長でどっちか選ぶとなっても同じ選択です。だって「コンバース」をはいた副大統領となる女性の絵は、明らかに現代的です。そこにスタイルを感じるからこその、あえてカジュアルなスタイル。パウダーブルーのスーツ姿は確かに素敵ですが、収まりが良すぎるでしょう。プロのモデルでない女性の全身写真というのは、正直難易度が高いです。でも、新しい時代の幕開け感を表紙で表現するならば、ハリス副大統領が普段から愛用しているという「コンバース」は入れたいですよね(まぁ、もうちょっとうまくやれたんじゃないかとは思いますが)。
しかし、いくら批判されても一度選んだ表紙は誇りを持って通してほしいです。まさかの表紙を替えた特別版発行。“迎合”しか感じないですよね。媒体として、これまでと異なる価値観や美意識を明確にする良いチャンスだったと思うのですが、残念。
ハリス副大統領の活躍とファッションには大いに期待です。スタイルのある女性だなと思います。就任式ではどんな姿を見せたのでしょうか。記事のアップをどうぞお楽しみに!
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